実は、姿勢ブスを卒業するためには、キツい筋トレをする必要なんてなかったんです。
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■「姿勢改善=筋肉をつける」という間違い
健康的な身体を保つにあたって、筋肉をつけることは重要です。しかし、「姿勢をよくするために筋肉をつける」というのは、整体の先生からするとイコールではないそう。
筋肉をつけるより、身体を支える軸となる「骨」のバランスを整えることや、緊張している筋肉をほぐす「ストレッチ」の方が大切なんだとか。定期的に、整体で身体のメンテナンスをすることや、自分が心地よいと思えるストレッチを毎日行うことが、姿勢をよくする近道なんです。
■気が付いたときにできる簡単ストレッチ
私も日頃から実践している、3つの簡単なストレッチ方法を紹介します。生活のなかで、気がついたときに取り入れることができるのでお気に入りです。
「疲れたな~」「ちょっと肩が凝ってきたかも」なんてときに、ぜひ試してみて。上半身の筋肉がほぐれて、気持ちもスッキリします。
【お手洗いなどの個室で】
起立した状態で、両腕を上げながら背伸び。伸びたところで、ダラッと両腕を下す。【デスクに座りながら】
肩甲骨をギュッと寄せて、数秒キープ。そのあと、スッと力を抜く。【お風呂あがりのストレッチに】
両腕を逆方向にぐるぐる回す。
■身長の高い女性は猫背になりがち
背が高いことをコンプレックスに感じている女性に多いのが、猫背。とくに、ヒールを履くと165cmを超える人にその傾向があるようです。
もともと新調が170cmある私もそう。男性より小さくいたいと思ったり、小さい女の子はそれだけで魅力的だと思うんですよね。
ですが、猫背にして身長を低く見せても、その姿が鏡に映ったとき「素敵だな」と思えるでしょうか? 背が低い女の子が魅力的なのと同じくらい、背が高い女性もとっても魅力的なはずです。
自分の意識をポジティブに変えて、身長が高い自分を受け入れて好きになっていきましょう。
姿勢をよくするために、筋肉をつけようとするのは、単なる根性論。ストレッチで筋肉のコリをほぐしてバランスを整え、身長に対する意識を変えた方が、気持ちもラクになりますよ。
姿勢はすぐに治るわけではありませんが、毎日の生活で意識づけをしながら、少しずつ姿勢ブスを卒業していきましょう。
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