緑茶というと渋いイメージがあり、ペットボトル入りのものならともかく、急須でいれたお茶を飲む機会というのは、意外と少ないのではないでしょうか?

でも実は、急須でいれた温かい緑茶を飲むと、ダイエット効果が期待できるのです。



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■食事前の緑茶が空腹を和らげる

食事の前に温かい緑茶を1杯飲むと、脳が満腹だと勘違いしてくれます。そのため、食欲が抑制されて、食事を食べ過ぎずに済むのです。

緑茶は一気に飲まず、ゆっくりと味わいながら飲むと、より脳の満腹中枢が刺激されます

また、数ある飲み物のなかでも緑茶がとくにおすすめなのは、ビタミンCがたくさん含まれているから。

ビタミンCには美肌効果はもちろん、ダイエットの妨げになるストレスホルモン・コルチゾールの分泌を抑制する働きもあります。

■食後の緑茶は太りにくくなる

緑茶には「カテキン」という成分が含まれています。カテキンには、肝臓や筋肉での脂質代謝を促進する作用や、コレステロールが体内に吸収されるのを抑制する働きがあります。

また、緑茶に含まれるカフェインも、脂肪の分解を活発化。さらに、血糖値をゆるやかに上昇させてブドウ糖が脂肪として蓄えられるのを妨ぐので、甘いお菓子や高カロリーの食事をとらざるを得ないときには、食後にも緑茶を飲むといいでしょう。

■運動前の緑茶も効果的

緑茶を摂取してから有酸素運動をすると、脂肪燃焼効果がより高まります。緑茶は血液中に流れている脂肪酸をエネルギーに変えるからです。

普通は、運動をしてから20分ほどたたないと脂肪は燃えませんが、緑茶を飲めば、運動開始後すぐに脂肪が燃えやすくなるのです。

ただ、運動する直前に緑茶を飲んでもあまり効果はありません。少なくとも運動の30分前には飲むようにしましょう。

■急須とペットボトル、どう違う?

急須でいれたお茶はペットボトルと比べて、カテキン、タンニン(脂肪の吸収を抑制する)が圧倒的に多いのです。

ペットボトルのお茶は、使っている茶葉の量がかなり少なく、お茶の風味を出すために体にはあまりよくない様々な添加物も入っているそう。

ペットボトルのお茶よりも、たっぷり茶葉を使って、そのつど飲む分だけ急須で緑茶をいれるのがおすすめです。

ダイエットをしたいなら、ちょっとひと手間かけて、急須で緑茶をいれてみてはいかがでしょうか。

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