『100歳までサビないダイエット 美肌のままキレイにやせる101の習慣』(ポプラ社)
には、ヤセる上に上品な味覚も身につく方法が紹介されています。
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■「ごはんがすすむ」味付けは避ける
「「濃い味付け」になれてしまうと、それが刺激になって食欲がまして主食を食べ過ぎることにもつながります。塩辛や漬け物があると、あっという間にごはんがすすんでしまう、ということに。」(本文より抜粋)
「ごはんがすすむ」という言葉は本来、おいしく食べられるというプラスの意味ですが、ダイエットに限っては逆効果ッ! 私の好きな海苔の佃煮「ごはんですよ」なんてもってのほかです(涙)。
テンションが下がり過ぎるくらい薄味にしなくてもいいですが、ダイエット中にごはんの友やおかずを選ぶ時は、「ごはんがなかなかすすまない......」と思うくらいの味付けの方がベター。
ゆっくり噛んで食べることで栄養の吸収もよくなるので、さらにダイエットに効果的です。
■味付けは「甘辛」より「塩味」をチョイス
具体的な濃い味付けを避ける方法には、こんな例が紹介されています。
「ダイエット中はなるべく「甘辛いもの」より「塩味」のものを選ぶようにしましょう。(中略)サバも味噌煮込みよりは塩焼きのほうが糖質は少なくなります。味噌は積極的にとってほしい食品ですが、「サバの塩焼き」に「お味噌汁」を加えたほうが糖質もカロリーもぐっと低くなるはずです。」(本文より抜粋)
ほかにも、焼き鳥なら「タレより塩味にする」など、ひとつひとつの味付けを意識するだけでグッとカロリーの摂取量が違ってきます。カロリーの低いおつまみを選ぶことで、ダイエット中にお酒を飲むことも可能に。
なんとなく味付けを選ぶのではなく、意識的に薄味や塩味のレシピや味付けを選ぶようにしましょう。
■薄味に慣れたら、お菓子も減らせる
「薄味になれると食材本来がもつ味や香りがはっきりわかるようになり、それがゆっくり食事を味わって食べることにもつながるのです。味覚が敏感になっていくと砂糖の使用も自然に減ります。ごく少量の甘みでも充分に満足できるようになっていくのです。」(本文より抜粋)
私も濃い味付けを避けるようにしていたら、パンケーキの上にそびえる生クリームやパフェのたぐいは写真を見ただけで、「ちょっとムリかも......」と青ざめるくらい、甘いものが得意ではなくなりました(ケーキ1個くらいは食べますが)。
薄味の食事をキープするだけで、ダイエットにつながるだけでなく、上品な舌に変身できるのでより食事が味わい深いものになりそうです。
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