毎日の食生活にちょっぴり変化を与えるだけで、ヘルシーなボディラインが作れるかもしれません。
そこで、トレンドの移り変わりが激しいNYで注目されている、冷クレンズと温クレンズに挑戦。
前回は冷クレンズダイエットの様子を紹介しましたが、今回は温クレンズダイエットで過ごした1週間の模様を紹介します。
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■温クレンズって?
「Cleanse」とは、その名の通り「(体を)綺麗にすること」。
「温クレンズ」は、一定期間固形物を食べない代わりにボーンブロスなどの温かいスープを飲む習慣のこと。食物を消化するエネルギーをわざと使わせないことで栄養素を摂取しつつも消化器官を休ませることができます。
また、ボーンブロスは骨を煮込むので、コラーゲンやゼラチン、アミノ酸が豊富。女性にとってはお肌がツルツルになるという利点も!
■平日は作り置きサラダスープで一食置き換え
忙しい平日の朝は、週末に作り置きしていたスープをベースに、サラダをごそっと入れて簡単ごはん。
スープをさっと温めて、キャベツの千切りやプチトマトを入れることで満腹感のあるスープになります。
フレーバーや飲む順番が既に決まっている「冷クレンズ」と違い、ベースに好きな野菜を足せる温クレンズは、毎食自分好みにカスタマイズできるからストレスフリー!
とくに忙しい朝は、最近流行りの「ファイトケミカル(=野菜や果物に含まれる天然の化学成分)」を合わせてパワーアップしたスープを摂取するのがおすすめ。
私は有機野菜のファイトケミカルがぎゅっと凝縮した「ファイトケミカルプラス」をスープのベースに溶かし、時短のひと工夫。
温クレンズは、一見手間がかかりそうですが、実は簡単でバリエーション豊富なのが魅力です。
■休日はスープのベース作りでスローライフ的週末
休日には温クレンズのベースである、シンプルな「出汁」を作ります。
ボーンブロスというと、牛骨や豚骨といった動物性のものを使わなければいけないという印象がありますが、NYの大人気ボーンブロス専門店『INDIE FRESH』では、「Mushroom Dashi Broth」という魚の骨をベースとしたヘルシーなものも人気。
私はお鍋にひたひた入れたお水で昆布といりこをもどし、中火でことことアクを取りながら30分〜1時間ほど煮出した出汁をベースにしていました。(いりこを使用する際、苦みが出てしまうので頭と内蔵は取って使ってください!)
このレシピ、実は火を使わずとも、お水に昆布といりこを入れて一晩ねかせて「水出し」しても作れるのでとても便利。
温クレンズのスープ作りを期に、食材同士の相性を考えてみたり、乾物についてリサーチしてみたり、手作りすることの温かさにも触れられます。
温クレンズな1週間を経て、体重は1.5kgダウンと冷クレンズよりはスローなペースでの減量でした。
ただ明らかに、温クレンズの方が体が楽で常にぽかぽかしていました。
また、どんなスープのベースを作ろうかな、どんな食材を足そうかな、などクリエイティビティが刺激されるのが楽しい!
アートが好きな女子は、温クレンズにはまってしまうかもしれません。
(YUKIKO ITOH)
soup image via Shutterstock