もちろん、私もそのひとり。いつか王子様が...♡ なんて思いながら、気づけばアラサーに...。現実には、待っているだけでは王子様は現れないし、ピンチのときに魔法使いが現れないことだってわかっています。
でも、4月25日から公開された、ディズニー映画『シンデレラ』には、アラサー女性の背中を押してくれる、現代版シンデレラが描かれていました。大人になったいまだからこそ共感できる、シンデレラが幸せになれたワケがそこにはありました。
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■運命は「待つ」のではなく「切り開く」
私が知っているシンデレラは、「信じて待っていれば、いつか王子様が来てくれる」という受け身の印象でした。でも、この『シンデレラ』は違ったんです。
彼女は自らの行動をきっかけに、王子と出会い恋に落ちます。ただ、待つだけではなく自ら行動する勇気をシンデレラは持っていました。
■どんな状況においても「優しさ」を忘れない
舞踏会に行くことを邪魔され、希望を捨てかけたシンデレラでしたが、自分が絶望の淵に立っていても、優しさを忘れませんでした。
忙しいと、自分のことだけで精一杯になりがちですが、どんなときも周りに気を配れる優しさは、恋を叶える魔法を発動させるために必要だということを気づかされました。
■可憐なだけでなく、自分の居場所を探し出す強さを持つ
舞踏会のなかでもひときわ目立つ、シンデレラのブルードレスと、物語のキーワードとなる、ガラスの靴。それぞれのアイテムには「蝶」のモチーフがあしらわれているのですが、そこに自分の居場所(花)を自らの力で探し出すシンデレラの強さを感じました。
幼いころに見た『シンデレラ』は、大人になったいま見て見ると、夢見る少女ではなく自分の力で夢を叶える強い女性へと変わっていました。
いまの現状に悩んでいる、恋に臆病になってどうしていいかわからない...そんな状況になったとき、きっと現代版のシンデレラが背中を押してくれるかも。
映画『シンデレラ』
同時上映短編映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』公開:4月25日(土)より全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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(編集部/岩瀬智世)