専門的に説明すると、ふたつの矛盾した命令を受け取った者が、その矛盾を指摘することができず、しかも応答しなければならないような状態のことを言います。
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■上手に翻弄すると気になってしまう
このダブルバインドを恋愛シーンで応用すると、「好きと嫌いという矛盾したメッセージを同時に伝えることで、相手の心を翻弄させる」という効果が期待できるのです。
たとえば「メール(電話)してね」とメアドや携帯電話番号を渡しておきながら、彼から連絡があっても返信・返電もせずに放置しておく...など。いわゆる「ツンデレ」ですね。
最初は女性に対してなんとも思っていなかったにも関わらず、こんな矛盾を与えられると「あれ...あの子はボクのこと、どう思ってるの? どういうつもり?」とどんどん気になっていき、最終的には彼女のことで頭がいっぱいになってしまう、というのが男性心理です。
■うまく応用すると、彼はデートを断れない
またダブルバインドを使ったデートのお誘いは、「絶対に断れない」ようになるのがポイント。
たとえば「今度いっしょに映画に行かない?」と誘ってしまうと、相手は「行くor行かない」のどちらかを言うハメになり、あまり気が乗らないときは「時間があったとしても行かない」という答えを選んでしまうことがありますよね。
ところが「今度の土曜日か日曜日、映画に行かない?」という二択の質問をすると、「土曜は用事があるけど、日曜なら空いてるなあ=映画に行ってもいいな」となるのです。
つまり、「映画には行かない」という選択をしにくい状態となるわけ。これがダブルバインドを利用したデートのお誘いテクニック。
このダブルバインドを上手に恋愛シーンに活用していくと、気になる異性や彼氏に「NO」と言わせない有利な状況作りに成功しますよ。お試しあれ。
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