寒さ厳しいウィーンでは「プンシュ」といって、温めたフルーツジュースやハーブティーをメインに使った、甘くスパイシーなホットカクテルが冬の定番。
昼間からまったりお酒を飲める年始に、体も心も温まる自分だけのオリジナルなプンシュを作ってみませんか?
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■あまったドリンクたちがオシャレに変身
フルーツジュースやハーブティーをスパイスとともに温め、ラム酒やブランデーなどのアルコールを加えると、プンシュの出来上がり。
ウィーンでは伝統的な飲み物で、作曲家シューベルトは酒場に行くと決まって最初の数杯はビールを飲み、そのあとで値段の安いプンシュに切り替えたといいます。
お家にある残りものも組み合わせ次第で、安くておいしいお酒が完成するということで、さっそく私も作ってみました!
■りんごジュースでプンシュ
<りんごジュース:紅茶:ブランデー=2:2:1>
電子レンジ(500Wの場合)で1分強、りんごジュース&紅茶&シナモンを「熱い」ではなく「温かい」程度に温め、ブランデーを加えました。
りんごジュース単独だとクドくなりがちですが、紅茶を加えたことで香りに奥行きが出て、味もさっぱりちょうどいい!
■オレンジジュースでプンシュ
<オレンジジュース:ラム酒=4:1>
こちらも同様、オレンジジュースにジンジャーパウダーを加えて温め、ダークラムをあと入れ。
瞬時に顔がポッと温まって血行がよくなるのがわかります。
オレンジと生姜は意外と相性抜群で、風邪のとき飲みたくなる味!
プンシュのレシピは何でもアリだそう。プンシュを作って、消費しきれず中途半端にあまったアルコール類を、有意義においしく一掃したいと思います。
cider image via Shutterstock
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