全身64%のやけどを負った女性・Pittさんを表紙に起用した、編集長のHelen McCabeさんはそう語っています。
雑誌『Australian Women's Weekly』は、オーストラリアで月刊45万部を誇る有名誌ですが、普段の表紙は外見の美しい有名人が飾ります。
Pittさんが働く姿を見て、Helenさんは「7月号の表紙はこの人だ!」と確信。見た目だけの美を追い求める人々に「本当の美しさとは何か」を考えてほしいと思ったのだそう。
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■全身やけどでも、20km泳ぐことだってできる
2011年オーストラリアのウルトラマラソンに参加中、Pittさんは山火事に襲われます。26歳のときでした。全身64%のやけどを負い100回もの手術や想像を絶する痛みに耐えた末、彼女は快復。
いまではなんと中国の万里の長城を歩いたり、湖を20km泳ぐレースに参加したりするほどまでに完全に回復したそうです。
■Pittさんが伝えたい「本当の美しさ」とは
「私は誰かを励まそうと思って雑誌の表紙に出たわけじゃないんです。表紙に出られことは、地球上で一番ラッキーな女性だと思う」
「美しさとは、つまり『自信』だと思っています。本当はキレイなのに自信がない女性が多すぎる。気づいてください。あなたはあなたが思うよりも、もっと美しいんです」
誰かを励ますために表紙に出たわけじゃない、と自信を持って表紙に写るPittさんの姿に私も勇気をもらいました。
「本当の美しさとは何か」、この表紙を見た人は考えさせられるのではないでしょうか。
Beautiful landscape image via Shutterstock
(苗々恵)
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