結局は免疫力の問題だからどうしようもない...と思いがちですが、免疫力って、思っているよりも大幅UPが可能なんです。
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■バスタイムの充実が免疫力UPに
私はスマホをお風呂に持ち込んで長風呂するようになり、「あれ? 鼻づまりがラクになった」と感じるように。
風邪も酷くならないので漠然と、お風呂は風邪にイイ! と思っていたのですが、体内ではいったいどんな現象が起きているのでしょう?
医師の齋藤真嗣氏の著書『体温を上げると健康になる』(サンマーク出版)のなかに、このように書かれていました。
「体温が1度下がると免疫力は30%低下し、逆に体温が1度上がると免疫力は500%~600%もアップします。(中略)風邪のひきはじめにお風呂に入ることは、免疫システムがウィルスと戦いやすい環境を外から整えてあげることになるので、風邪が早く治るというわけです」
まさか体温1度上げるだけで500%なんてびっくり。
薬って、風邪を治すものではなくあくまで症状を緩和させるもの。だから症状が軽いうちは、ひたすら、体を温める温活で免疫力を高めるのが得策ですね。
■体温を1度上げる入浴って?
肌のため、痩せるため...目的によって適した温度や入浴法も違いますが、深部体温を約1度上げ免疫力大幅UPをねらうなら、40~41℃のお風呂に20~30分が目安。
夏はシャワーで済ませがちですが、一時的でも免疫力が5倍になるなら、風邪の撃退だけでなく、習慣にすれば予防にも大きな意味がありそう。
風邪かな? と思ったらまず薬! ではなく、本や防水ケース入りスマホを持ち込んで、ゆったりバスタイムを充実させましょう。
Young sick woman via Shutterstock