経血はナプキンで吸収することがベーシックな現代ですが、『オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す』(光文社新書)にあるように、昔の女性は自分で出血のタイミングをコントロールして、トイレでのみ出すようにできたそうです。
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■ 自分の感度を高める
また、化粧品開発者・尾崎幸子さんによると、「自分がキレイになれると思ったコスメを使うことが大事なポイント」といいます。正しい成分の知識を持つと同時に、気持ちいい、肌にいいかも、と思う感覚を養うことが、期待する美容効果を得るために大切なのだそうです。
さらに美に欠かせない食事では、賞味期限が1日でも切れた食品は、お腹を壊しては元も子もないと、まだ食べられそうでも廃棄することがありますよね。
しかし、本来人間は色やニオイの変化で鮮度を感じ取れる生き物。エコのためにも、料理の腕をあげるためにも、五感で選別できるようになりたいものです。
■生理もメイクも食事も、美とは切っても切れない関係
便利な道具や機械に頼るばかりでなく、経血コントロールを練習したり、化粧品を自分の触覚を信じて選んでみたり、自分の嗅覚と味覚で賞味期限を確かめる習慣をつけたり...。
本来、持っていたはずの本能を取り戻して五感に磨きをかけることが、感性豊かで美しい女性へ成熟する近道かもしれません。
Sitting woman via Shutterstock