女子にとっては当たり前で、かつ切実な願い。これまで、たくさんの方のこのような相談を、解決に導いてきました。連載「プロポーズまでの365日」では、これらの経験をもとに、成功メソッドをご紹介します。
結婚前に、ふたりのルールを紙に書いて契約書を結ぶカップルが増えているんです。
欧米では一般的になりつつあるこの契約ですが「浮気をしたら罰金」とか「1日○回は愛してると言う」など内容は人それぞれ。
そこまでしなくても、事前に確認しておいた方がよいこともあります。
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■仕事のこと
結婚したら女性は家庭に入るべきという時代は終わりましたが、「結婚したら仕事は辞めるよね?」とか「お金がないから結婚しても働いてね」と、当たり前のように言われたらカチンときますよね。
ふたりで頑張って○年後には家を買おう! など共通の目標を立てるなどして、仕事についてもどうしたいのかを共有しておくといいですね。
■家事のこと
男性は、結婚前に現実的なことを言われると急に冷めてしまうこともあるため、なるべく明るく話したい話題です。そしてできるだけ男性の夢を壊さないように話しましょう。
「私はあなたのためにおいしい朝食を用意するから、ベットメイキングはお願いね!」など、上手に男性をコントロールすることが大事です。
■親のこと
「絶対同居はイヤ!」という女性は多いでしょう。でもそれをそのまま相手に伝えるのは「君の家族とは絶対に同居はイヤだ!」と言われているのと同じです。
「子供ができるまではふたりで新婚生活を楽しみたいな」などと、やわらかく伝えるのが効果的。
また介護についても「老いていく親の面倒はふたりで考えていこうね」と肯定的に伝えておけば、結婚後にもめることがなくなります。
■仲直りのルール
最近は、簡単なことで別れてしまいバツイチになる人も多いようです。でもせっかく縁あって一緒になったのですから、ケンカ別れなどしないよう約束事を結んでおきましょう。
ズバリ「仲直りのルール」です。言いすぎたなと感じたらミルクティを入れる、好物のシュークリームをお土産に買ってくるなど、ふたりの溝が深くなる前の対処が大事。お互いを縛るルールではなく許すルールです。
結婚を意識したときから現実的になるのが女性、夢を見るのが男性です。他人のふたりが一緒になるのだから、何もかも最初からうまくいくわけがありません。
結婚のプロはいないと思って、お互いに思いやりを持って接していきたいですね。
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