催眠というと、TVで行う、催眠ショーのイメージを持っている方もいるかもしれません。 が、近頃、催眠のセラピーは美容術とし、美肌効果やダイエットに使えるツールとしても、利用され、注目されているようです。 それを体験型コミック・エッセイで、紹介しているのが、宮咲ひろみさんが描く『催眠セラピー体験しました!』です。 体験には、スピ系の体験も描かれていますが、特に注目したいのは、催眠セラピーを利用した、美容術。  

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これは、「美容錬丹」と名付けられたもので、古代、仙人になるための方法とされていた「気」などを使う修行体系のひとつ「内丹法」と、現代的な療法(ナラティブセラピーと、サイモントン療法)を使った、古くて新しい美容術。 催眠状態という、普段よりも深くリラックスした状態で、起きているときは内丹法で効果を与えるという、ユニークなアプローチなんですね。 そのやり方を簡単に書くと、 1、催眠状態に入る。 2、気で美容丹薬を作る。 3、作った美容丹薬を、イメージで体にめぐらせ 4、体内の悪い物(脂肪や肌荒れ等)を明確にイメージし(ナラティブセラピー) 5、その悪い物を、体内に入った薬(美容丹薬)が攻撃して治していくイメージする。(サイモントン療法) というものだそう。 実際に、著者は何もせずに自然に体重が1kg落ちたのだとか。 催眠セラピーは、癒す、治すという下から引き上げるイメージが強かったけれど、さらに上を目指す人が、上昇気流に乗る手助けをしてくれるものとして使える物なのだと思いました。 イメージ療法は、文章にすると、想像するのが難しい感じがするけれど、コミックになっていると、とてもわかり易くて良いですね。 催眠セラピーを知って体験してみたいという方は、ぜひご覧あれ。 photo by Thinkstock/Getty Images (STELLA)
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