本来なら、運動した時間と同じくらいストレッチをするのが、けが防止や美容のためにいいのですが、つい面倒でストレッチは省いてしまいがち。でもじつは、運動前後のストレッチは、運動の効果を大いに高めるのです。
今回は、なぜ運動前後にストレッチをするといいのかと、おすすめのストレッチ方法をご紹介します。
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■運動前のストレッチで脂肪燃焼しやすい体に
運動する前に5分ほどストレッチをすると、全身の筋肉をほぐせます。それにより代謝が高まるので、エネルギー消費量がアップ! また、ケガの予防、血行促進の効果もあります。
■運動後のストレッチで筋肉疲労がとれる
運動の後は筋肉が疲労していますから、ぜひともストレッチをして疲労をとりましょう。それにより、血流と内臓の働きがよくなります。血流がいいと酸素が全身にいきわたるので、脂肪燃焼に効果的です。
■おすすめのストレッチ方法
1. 上半身のストレッチ
・足を肩幅に開いて立つ
・両手を後で組む
・そのまま胸を張るようにして、両手を後にひく
・ゆっくり3秒息を吐く
(これを3回ほど繰り返す)
2. 下半身のストレッチ
・片足を後ろに向かって上げる
(ふらつく場合は壁などに手ついて行う)
・上げた足をもう一段階高くあげる
(このとき、お尻や腰まわりの筋肉を意識する)
・これを左右の足10回くらいずつ行う
ストレッチを行うと気分が安定し、ホルモンの分泌もよくなります。上記のストレッチに慣れてきたら、バランスボールをつかったりして、ほかのストレッチもどんどん取り入れてみましょう。
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