では、「塩分」をとるとなぜ太るのでしょうか? 今回はその理由と、太るのを防ぐのにはどうしたらよいのかをご紹介します。
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■塩分をとりすぎると体がむくんで太る
「塩分」をとると、体は体内の濃度を薄めるため水分を増やそうとします。これが俗に言う「水太り」。つまり体がむくんだ状態です。
また「塩分」の多い食事をすると、体は胃酸、胆汁などの消火液の分泌をさかんにして食欲を増進させます。なので、ついつい食べ過ぎてしまうのです。
■塩分の多い要注意食品
・塩サケ
・タラコ、ちくわやはんぺんなどの練り物
・ソーセイジ
・ハム
・うどん
・食パン
・フランスパン
・つけもの...など
一見、塩分が少ないように思える食パン、フランスパン、うどんなどは、つけものなどよりも塩分をとってしまうこともあるので気をつけましょう。
■塩分の吸収を抑える食品
塩分による水太りを防ぐには、野菜、海藻類、キノコ類をたくさんとりましょう。これらに含まれている食物繊維が、塩分の吸収を抑えてくれます。
またこれらの食品には、塩分を体の外へ排出するカリウムが豊富に含まれていますので、積極的にとるのをおすすめします。
水太りを防ぐためには、できるだけ家で調理したものを食べるといいですね。その際には、塩分の多いしょうゆや塩、ケチャップ、ソースをつかうのは控えましょう。その代わり、レモン、ゆず、スダチ、しょうが、ごまなどで、酸味や香味をプラスするとよいでしょう。
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