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■疑問形でお願いする
わかりやすく頼むには、相手に何をしてほしいのか明確に伝える必要があります。お願いするには、「『~してください』と言わなきゃ」と思っていませんか?
確かに、「~してください」はお願いの言葉なのですが、言う方が指示をしているような気がしたり、聞き手の取り方によっては強制されているように聞こえたりすることがあります。だから、「言いにくい」と感じることがあるのかもしれませんね。
これを少し和らげるには、「~していただけますか?」「~してくださいませんか?」と疑問形にして伝える方法があります。近い関係の人なら、「~してちょうだい」を「~してくれるかなぁ?」「~してもらえる?」に。
疑問形にすると、それを「する・しない」の決定を相手に任せる形に変わります。そうすることで、指示や強制のニュアンスを減らすことができます。
■なぜその人に頼むのか理由を伝える
お願いする前に、ちょっとした前置きを追加してみましょう。たとえば、「対応が迅速な○○さんにお願いしたいのですが」とか、「人望のある○○さんだからお尋ねしたいのですが」とか、なぜそれをその人に頼みたいのかの理由を添えてみましょう。
「あなただから頼みたい」と言われると、「それならやってやるか!」と、喜んで引き受ける気持ちを引き出しやすくなりますよ。
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