じつは体のなかに蓄えられている脂肪も、同じお肉。冷えるとガチガチに固まってしまい、痩せにくい体質になってしまう。こんなビックリな情報を教えてくれたのは、医学博士の川嶋朗先生。川嶋先生は著書『すぐできるダイエット 温めるだけで脂肪は溶ける 気になる部分から自然と痩せる(才色こまち)』(マッグガーデン)で、「太りたくないならとにかく体を温めること」とアドバイスしています。
川嶋先生によれば「脂肪はバターのようなもの。温めるほどバターが溶けるように溶け出し、痩せられる」のだとか。今回は、脂肪を溶かすためのアクションと脂肪を固めてしまうNG行動をそれぞれ3つづつご紹介します。
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■朝食に長ネギやニラのみそ汁やスープを飲む
体を温めるユリ科の植物(長ネギやニラ、玉ねぎ、にんにくなど)を朝食にとることで、1日中ポカポカして、痩せやすい体質に。体を温める効果のある酢やコショウをふりかけてもグッド。
■1年中腹巻をする
寒い時期に腹巻をしている女性は多いですが、川嶋先生は夏でも腹巻の使用を勧めています。血流の多いお腹と腰、太ももあたりを温めることで全身に血液がスムーズに流れるようになり、脂肪が自然と溶け出すように。仕事中、つかい捨てカイロや湯たんぽで温めるのもおすすめ。
■マメにストレスを発散する
じつは、心の冷えは体の冷えにもつながります。疲れたりストレスが溜まったときは、趣味を楽しんだり、女子会やおしゃべりでリラックスを。神経の緊張が和らげば、心も体も温かくなるはず。
次に脂肪を増やすNG行動も3つご紹介します。
■体調が悪いとすぐ薬を飲む
頭痛薬なとの消炎鎮痛剤は、血の流れを悪くします。必要以上に飲まないことが、血液の流れのよい脂肪の溶けやすい体にするコツ。
■夜寝るのはいつも12時すぎ
夜遅くまで起きているとつい朝寝坊をしてしまうもの。すると朝の光を浴びることで合成されるセロトニンが不足。セロトニンが不足すると精神が不安定になったり、心の冷えの原因になるので注意。
■ランチは手早く食べられるカレーやパスタばかり
忙しい女子にとっては、ランチタイムもサッと済ませたいのが本音。でも、手軽に食べられるカレーやパスタ、ハンバーグなどは、脂肪たっぷりで高カロリー。代謝を助ける食物繊維、ビタミン、ミネラルが少ないため、体が冷えてて脂肪が代謝されにくい体質に。
NG行動を結構やっている人も多いのでは? つまり、無意識のうちに自分で痩せにくい体質を作っていたというわけ。でも、この記事を読んで気づいたのならノープロブレム。NG行動はすぐに改め、逆にいいことはどんどん取り入れて、スッキリとしたボディを手に入れましょう。
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