そのカギを握るのは、肥満原因物質「BML1」。今回は、BMAL1とは何なのか、どの時間帯に食事をすると太りにくいのかをご紹介します。
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■肥満原因物質「BMAL1」って?
BMAL1とは、人間の体内にあるタンパク質の一種。脂肪酸やコレステロールの合成をする働きをし、体内に脂肪を貯め込むのを助けます。
BMAL1は時間帯によって数が変わります。なので、BMAL1が多いときに食事をすれば太りやすく、少ない時間帯に食事をすると太りにくいのです。
■太りやすい時間帯と太りにくい時間帯
では、太りたくないならば何時に食事をするのがいいのでしょうか?
BMAL1の数は明け方から減り始め、午後2〜3時に最も少なくなります。この時間帯ならば、食べても脂肪が蓄積されにくいのです。なので、できれば少し遅めに昼食をとるのがオススメです。また、おやつを食べるならばこの時間帯がいいでしょう。
反対にBMAL1が最も増えるのは午後10時から深夜2時ごろにかけて。この時間は体が最も太りやすいです。夕食はこの時間にかからないよう、午後8時くらいまでに済ませましょう。
「夜遅くに食べると太る」とよく言われますが、じつはこんなわけがあったのです。ただ、どうしても深夜にしか食事ができない方もいるでしょう。その場合、夕方に軽い食事、たとえばおにぎりでも食べて、夕食はできるだけ少なくするのをオススメします。
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