ということで、『女豹本!』(ベストセラーズ)など恋愛テクニックに関する著書を何冊も手がけている女豹ライター・島田佳奈さんにお話を伺ってきました。
ーー最近は奥手な男性が多く、なかなか恋愛も進まないよう。最近の男性の特徴をどう思いますか?
男性が弱くなったというより、女性が強くなりすぎたから男性が委縮しちゃっている気がしますね。そもそも男性は昔から(女性より)メンタルが繊細。ごく一部の肉食オラオラ系を除き、ほとんどの男性は草食というより「植物系」。動物ですらありません(笑)。
ーーでは「植物男子」と恋愛するには、どうすればいいですか?
何しろ相手は「植物」ですから、お水や栄養をあげれば元気にすくすく育つけど、あげすぎたら腐っちゃう。陽が射せばイキイキとするけど、ちょっと強い風がふいたら倒れちゃう。そう思って優しく接すれば、いい関係を築けると思いますよ。
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ーー気になる相手に意識させるには、どんなしぐさが効果的?
異性を意識させるには異性らしさを匂わせないと、恋愛には発展できません。気になる男性にあなたの女性らしさを意識させたければ、男性にはないポイントをアピールすること。
たとえばサラサラのロングヘアからシャンプーの香りがするとか、美しいデコルテライン(鎖骨~胸の谷間)をVネックのニットと繊細なネックレスで強調して、会話しながら何気なく自分のアピールポイントに触れるとか。触れるときは桜色のネイルならなおベスト!
それでも気づかない鈍感な彼には、思い切ってスキンシップを。「手が冷たいー」といって彼の手を握るとか。手のひらのツボを調べておいてマッサージしてあげるのもいいですね。
ーー男性の年代別でアプローチって変わるの?
20代までは、女性からの積極的なアプローチに慣れていないので、あまりやりすぎると逆に引かれてしまう可能性が。逆に30代以上になると女性に慣れ鈍感になっていくため、控えめなアプローチでは気づいてもらえないことも。
ただし、すべての男性に小悪魔的なアプローチが有効とは限らないので、そこはよく観察を。とくに奥手や硬派な男性は恋愛ゲームのような駆け引きを嫌います。相手がそのタイプだったらストレートに好意を表したほうが効果的ですよ。
―ーLINEやSNSで見かける男性特有の行動と、その心理を教えて!
ネット越し、ハンドルネームで活動するフィールドでは、男女ともリアルでは出さない「じつはこんな一面もあるんです」なところを出すことに快感を覚えます。
男性の場合、男子校ノリのエロい部分やオタクな部分、カッコつけ(見栄っ張り)な部分やキザなセリフなど、本来その人のなかにもっている一面でありながら、リアルでは照れて出せない部分を露呈させる人は多いですね。
もちろんそれをアピールするのは、ネット越しの反応を見たいから。逆にプライドの高い人や受け身(自己主張したがらない)な男性は、SNS上でもおとなしい(投稿せず周囲の投稿を見るだけ)傾向があります。
ーーLINEやSNSでの「小悪魔のマナー」はありますか?
アピールしたいのは好きな男性ひとりだとしても、SNS上ではあなたの投稿を不特定の人間が見ています。
グラドルまがいのセクシーアピールや、必要以上のモテアピール(ほかの男性に口説かれているような投稿)は「アイドルでもないのに、バカじゃねーの?」と逆効果になる可能性が。何事もやりすぎはNGです。
例)気をつけたい、NG連続投稿(たまにならOK)
・手料理写真→家庭的、女子力アピール?
・友達との飲み会やパーティーの写真→リア充アピール? 遊び人?
・自分撮りの可愛い顔写真→ナルシスト
ーー小悪魔になるコツの情報はたくさんあるけど、そもそも小悪魔って素質がなくてもなれる?
女性であれば、誰でも小悪魔的な要素は持っていると思います。ただそれを自覚して男性にうまくアピールできる女性が少ないだけ。
好意がなくても、自分に好意を持っている男性を翻弄させることはできるのに、好きな男性にはできない...という女性は多いのではないでしょうか。わざとらしい小悪魔ぶりは、見抜かれてしまいます。
女性は体のリズムなどの影響で感情が変化しやすい生き物。素直にアプローチできる日もあれば、気分が乗らず冷たく接してしまう日もあります。そのナチュラルな気まぐれさが、男性から見れば小悪魔的なのかも(笑)。
教えてくれた人:島田佳奈さん
作家/女豹ライター/コラムニスト。豊富な体験と取材から得た「血肉データ」による独自の恋愛観が定評。AllAbout、Nifty、シティリビング他連載多数。新刊『ハンター的恋愛術』(1・2巻/各238円)Kindleより好評発売中。
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