【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】
■感情は常に感じるもの
感情に振り回されて疲れたり、彼との関係が気まずくなったりして、「自分の感情をコントロールしたい」と考える人がいます。
まず、感情は感じるのを止めることはできません。もし止めたなら、ネガティブな感情だけでなくポジティブな感情も感じなくなってしまいます。常に何かを感じるのが人間なのです。
■抑圧した感情は暴れる
感情をコントロールする=感情を抑える、と理解していませんか。実際には、感情を抑圧すると周囲にその感情を感じるような出来事が起こりやすくなります。
たとえば、怒っているのを抑えているとき。あなたの様子がおかしいと気づいた人が「どうかした?」と聞いてきたりします。その受け答えをしなければならないことに、苛立ちがエスカレートするとか。周りから態度が悪いと叱られて、余計に腹が立つとか。
抑圧した感情は、その感情の存在が認められないと「ここにいるよ! わかって!!」と暴れるようです。
■「感じる」と「ぶつける」は違う
「感情をコントロールしたい」の真意は、「感情的な振る舞いをやめたい」でしょう。「感情を感じる」と、「感情をぶつける」は別ものです。
たとえば、怒っているなら「私、怒っているなぁ」とその気持ちをいったん自分で受けとめましょう。これが感じることです。次に、どう行動するのかを選択しましょう。
相手に言い返す行動もできるし、「なんでこんなに腹が立つの?」と自分を知る行動も、「なぜそんなことをするの?」と相手を知る行動も、気分転換する行動もできるでしょう。自分の行動は自分で選択できます。
自分の感情を受容する、自分で行動を選択する、それが心美人なのかもしれません。
Fashion image via Shutterstock
コメント
コメントを書く