じつはこれ、メイクで変わるのはお顔だけでなく、脳も「お化粧」しているからなんですって。
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■メイクをすると「脳も化粧」する
「カネボウ化粧品」によると、fMRI(機能的磁気共鳴影像法)という特殊な手法によって、女性のメイク前後の脳活動に変化が見られたのだそう。
「化粧前の素顔のときには自分の素顔を見ながら『化粧をすることで他人との人間関係が円滑に行える』という化粧後の自分への期待感を高め、化粧後は『素顔の時には他人に近い存在として認識していた"自分の化粧顔"を自分そのものと認識することで、顔だけでなく無意識のうちに脳にも化粧を施し、他人と向き合う体制を整えている』という変化を読み取ることができました」
メイクはスイッチが入ると述べましたが、「脳のお化粧」はドレッサーの前に座ったときからもうすでに始まってるのだそう。そしてメイク完了後は、顔だけでなく脳も他人とまじわる準備ができ上がっているのだとか。
■化粧した顔は「他人の顔」
おもしろいと感じたのは、素顔のときは、自分のメイク顔を「他人に近い顔」と認識していること!
「すっぴんとメイク顔は違うのは当然でしょ」と思われるかもしれませんが、他人よりだった顔を、「これは自分」とメイク後に認識することで脳も変化する、というのは興味深い! メイクで「自分ではない自分」に無意識になれるのは、なんだか納得します。
■「なりたい自分」はメイクでつくれる?
これを知ったら、ただ漠然とメイクするのはもったいない! これは恋愛で有効活用できそうです! 恋愛上手といえば、男の心をつかんで離さず振り回す、「小悪魔キャラ」ですよね♪
ドレッサーの前に座って「恋愛上手の小悪魔な自分」を意識してメイクすると、自然に身も心も小悪魔に近づけるかもしれません。そう、女はみな女優です♪
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