化粧品でお肌の水分量は上がりますが、それはあくまで一時的なもの。なんだか年々、乾燥がひどくなっている気がしませんか? 「お肌そのものの保水力」は20歳を過ぎると徐々に弱くなってしまいます。しかし、身近な食べ物で簡単に、お肌の保水力UPが可能なんですよ。
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■保水力ならコラーゲンよりもコンドロイチン
保水力のカギは、肌内部のヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸。
お肌をベッドのマットレスにたとえると、コラーゲンは骨組み(=スプリング)にあたり、ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸はクッション(=スポンジやウレタン)の役割をしています。
このクッションこそが保水力の決め手であり、ネバネバした食品を食べることでUPします。
■ネバネバ食品とビタミンCのコラボ
ネバネバした食品は「ムコ多糖類」と言われ、「納豆、ヤマイモ、海藻類(ワカメ、昆布、めかぶ)、キノコ類、サメの軟骨、ウナギ、すっぽん」などが挙げられます。『美肌のチカラ―4週間で5歳若返る』(池田書店)から、医学博士で農学博士の佐藤富雄さんによると、
「ムコ多糖類を食べると、コンドロイチン硫酸やヒアルロン酸が増殖し、お肌に蓄えられる水分量が増えます」
とのことです。佐藤氏は、ムコ多糖類=「食べる美容液」と呼んでいるほど。ムコ多糖類と、コラーゲンの生成を促すビタミンCを一緒に摂れば、相乗効果は絶大だそうです。
翌朝にはふっくらしたお肌を実感できるほどの即効性なので、デートの前の夜は「ネバネバ食品&ビタミンC」を摂って、さらに外からのスキンケアをすればカンペキですね。
Japanese cuisine image via Shutterstock