人を変えるのって難しい（というかできない）ですが、その人への見方は変えられます。そのヒントをくれるのが、『短所大辞典』（アチーブメント出版）です。このなかから、彼にすると意外といい性格を3つピックアップしてご紹介します。
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■怒りっぽい人は思いやり溢れる人
「（怒りっぽい人とは）自分の価値観や想いをとても大切にしている、ということになります。また、他人を認めるという行為は、その相手を認めていることにもなります」
「怒られているうちが花」と言いますが、怒りっぽい人は、相手のことを思いやる人と言いかえられます。ただし、キレやすいと怒りっぽいは違うので注意が必要。相手を想っているかどうかの判断を忘れずにしましょう。
■冷たい人は責任感のある人
「（冷たい人は）責任感が強く、何事も真面目に取り組みます。冷静に落ち着いて全体にとって必要なことを見出す眼とバランス感覚が突出しています」
感情を表に出さない人は冷たい印象を持ちますが、いつでも客観的な判断ができる頼れる存在です。最終的に物事を放り出す傾向があるなら注意ですが、冷たく見えて、心のなかではいつも最善の策を考えて動いているかもしれないですよ！
■プライドが高い人は目標がぶれない人
「弱みを見せず少々の困難はもろともせずに、自分を律しながら強い意思で成果を追求するので、周りから一歩抜きん出たカリスマになる資質を備えています」
女子のなかには、たまに「プライドが高いけど泣きむし」な人もいて困ります。男子は全体的にプライドが高いですが、なかでも人一倍負けず嫌いな人は、将来が楽しみな存在です。人に何を言われても自分を貫き通す男子に心ときめく人も多いのでは？
「なるほどなぁ～」ってうなずける性格ですよね。短所はすべて長所に置き換えられると考えると、いまの彼への不満も軽くなる気がしませんか？ 彼への不満があるなら、その性格をこの辞典で探して、いい部分を探してみてくださいね！
この本は、彼以外にも十分に使えます。自分の嫌なところを肯定できるので気分が楽になったりしますよ。苦手な性格の上司とのうまいコミュニケーション方法も載っているので、人間関係全般をよりよく変えるための1冊として、手元にあると便利な本です。
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