美人で仕事ができて、人柄もいい素敵な女性なのに、恋愛になるとどうも不器用。「恋だけできない女」がこのところ増えているようです。先日も、このような話を聞きました。
「モテないわけではないのですが、彼氏いない歴4年目に突入してしまいました。恋愛に対して意欲も興味もわきません。最近、彼のいる友だちを羨ましく思う気持ちもなくなってきてしまいました。このまま一生独身かも...」
彼女は、容姿端麗で仕事もでき、考えもしっかりした女性です。おそらく「できる女性」だからこそ、恋愛へのテンションも下がってしまっているよう。そこで今日は、できる女性が陥りやすい、恋だけできない理由2パターンをご紹介します。
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1. シンデレラコンプレックス
優しいお父さんに先立たれ、掃除や料理も完璧にこなし、容姿も性格もばっちり、最後には、王子様に見初められてのハッピーエンド、それがシンデレラです。
シンデレラコンプレックスとは、理想的な男性を求める無意識の依存的欲求と、自分自身の人生を展望する自立性が同時に存在するような心理状態で、コレット・ダウリングが提唱した言葉です。経済的に恵まれた家庭で育ち、高学歴な女性に比較的多くみられる傾向で、「自立したい」「依存したい」という二極化した欲求の間で、揺れ動き続け、恋愛に飛び込むことを躊躇してしまいます。
このような状態から抜け出すひとつの方法は、安心して甘えられる男性を探してみること。仕事では自立性を発揮し、男性の前では「弱さをみせる」「かわいく甘える」という形で迷惑にならない程度に依存心を表し、受け入れてもらいます。どちらの欲求も満たされることで、自分でも気づいていなかった葛藤が解消し、恋愛を楽しめるようになりますよ。
2. セルフハンディキャッピング
失敗したときのダメージを軽減したいがために、最初から「言い訳」をしておくことです。エドワード・ジョーンズらによって、提唱されました。
・まだ、一人前と呼べるほど自立してないから...
・いまは、仕事が忙しいから...
このような理由で、恋に一歩を踏み出さない自分を納得させています。このような状態から抜け出すひとつの方法は、「あたってくだけろ精神」を発揮してみること。そもそも恋なんて、うまくいかない方が多いものです。この際、あたってくだける自分のことも、好きになってみてくださいね。
Grey cat image via Shutterstock
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