毎週金曜日22時すぎ、ひっそりと開店する、ここスナック「シュガー」。
人生勉強を兼ねて、「シュガー」で新人ホステスとしてアルバイトを始めた私、山根麻弥。不倫に二股三股、枕営業...欲望渦巻く酒場で見た、男と女のアレコレをみなさんにもお伝えしちゃいます!
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☆見た目は文句なしのイケメンだった!
年齢も職業もさまざまなお客さんがご来店する「シュガー」。田舎の小さな街のこと、中心はやはり常連なのですが、なかには「看板を見てふらっと入ってみた」なんていう人も。今回は、そんな「一見さん」のお話をお届けします。
その人が来たのは週末の早い時間。年齢は40代前半、すらっとしていて、ルックスは保阪尚希とキムタクを足して割ったようなイケメンでした。
最初はひとりでカウンターで飲んでいたのですが、「シュガー」を気に入ってくれたのか、友だちを呼び出しボックス席に移動。そのタイミングで私もお席についたのですが...。
☆ホテルも経営する超絶お金持ち!
どうやら気に入ってくれたようで話が弾み、趣味だという旅行やサーフィンの写真を見せてくれたんですが、それがまたスゴイのひと言。
北海道や沖縄、京都などの国内を始め、バリにタイに西海岸に...と、月に何回も旅行に出かけているんです!
愛車は値段もわからないような高級車だし、おまけに「これは俺が持ってるホテルとプライベートビーチだよ」と。
☆過去には若い愛人がたくさん
純粋に「すご~い!」を連発していたのですが、お酒が進んでいくうちに自然と話は過去の恋愛話に。
どうやら既婚者ながら、これまでに何回も飲み屋の女の子と恋愛関係になり、その子の夢を叶えるためにさまざまな援助をしてきたそう。ブランド品のプレゼントはもちろん、家賃の補助やネイルなどの各種スクールの授業料、さらにはサロンの開店準備金まで!
「君の夢も叶えてあげたいな」と耳元で囁くイケメンでしたが「私、ちゃんと結婚したいんで不倫とか愛人とかイヤなんです。夢は自分の力で叶えたいし」と全力で回避しました。
年上だけどイケメンだし、まったくグラッとしなかったと言えば嘘になるかも。でも、自ら「金持ちアピール」してくる人って、下心丸見えで品がないからイヤなんです!
ホステスをしていると、こういう甘い(?)お誘いも多いのかも。でも、普通の女子の幸せからは遠ざかってしまうのかな~という気がします。
photo by Thinkstock/Getty Images
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