相手に心を開いて会話をしたいときに使える、ちょっとしたテクニック、それが「リフレイン」です。リフレインは別名「おうむ返し」。「つらかったんだ」と言えば、「つらかったんだね」と、ただ相手が言った言葉をそのまま受け止め返すこと。
自分が使っている言葉や表現を相手も使うことで、知らず知らずのうちに自分をわかってくれているという気持ちが芽生えるのです。
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■ポイントは「表現を変えないこと」
人は会話のなかで、ついつい相手の気持ちよりも、自分の感情や感想を先に伝えてしまいがち。そこをちょっと我慢し、「相手が発した表現を変えずにそのまま返す」のがポイント。
たとえ、いつも自分が使っている言葉と違っても、そこはあえて同じ表現で返していくのです。
■こんなときにリフレインを
リフレインは自分の感情や感想を入れず、あくまでも相手の表現に、徹底的にこだわることが大切です。
<例>
・嫌だったの
×えー、たいへんだったね
○嫌だったんだね
・面白かった!
×そんなに、楽しかったんだ!
○面白かったんだね
・ハッピーって感じ
×それってラッキーじゃない?
○ハッピーって感じだったんだね
■リフレインで知らず知らず仲間意識が!
人は同じ表現を使ってくれる人を、知らず知らずのうちの「自分と同じ仲間」だと思うのです。そのために、心を通わせたい相手と一字一句同じ表現を意識して使うことが大切なのです。
ちょっと意識をするだけで相手のハートがキャッチできる会話テク「リフレイン」、あなたも試してみませんか?
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