女性誌や書籍にて、女子のリアルな恋愛事情を取材・執筆している福島はるみさん。男性誌でも「男名」のペンネームで取材し、彼らの本音を根ほり葉ほり聞き出すのが得意☆
『恋愛サプリ♪』では、そんな福島さんの情報網にかかった役立つ恋愛データを週1でお届けしちゃいます♪
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■失恋の痛みはみんな同じ
最近、大失恋をしたという女友だちに会いました。見るからに憔悴しきっていて、食欲もないとのことですっかりやせ細っていました。
失恋って...本当に辛いですよね。ぎりぎりまで相手の心をつなぎとめようとして、かえってこじらせたり。
「こんなに辛い思いをするくらいならば、恋なんてしなければよかった」。失恋したほとんどの女子がそう思うことでしょう。私も過去に何度も経験がありますから、痛いほどその気持ち、わかります!
ということで、今回は「辛い失恋を乗り越える方法」をご紹介したいと思います。でも、まず最初に申し上げると...「悲しい気持ちは、すぐにはなくならない」ってこと! 辛いけどここを自覚しておかないと、次にご紹介する方法の効果が薄れてきますから!
■辛い失恋を乗り越える方法
・必ず時間が解決する
よく言われることですが、これは事実! とはいえ、こんなに悲しくて辛い気持ち、1日だって引きずりたくないですよね。でもたとえば「このアロマを炊いたら明日から気持ちががらりと入れ替わります」なんてことはまず起こりません。
しかし必ずある日、不思議なほどに「あれ、今日は彼のこと考えなかったな」という日がきます。それが1日置きだったり、気がつけばもう1週間も考えてないとか。
個人差があるのではっきりは言えませんが、だいたいヒトの脳というのは半年ほどたったら「辛いことを考えることに疲弊してくる」らしいのです。つまり飽きちゃうってことですね。半年経った頃には「失恋のこと、彼のこと」を思い出さなくなる! ...と信じて、とにかく日々をしのぎましょう。
・その相手は長い人生のなかで瞬間的に出会っただけの人
これじつは以前、私が失恋で消沈している時に、友人から言われた言葉。「あなたの長い人生のなかで瞬間的に出会っただけの人、そしてあなたを振ったつまらない男性のために、大きな時間を奪われていてはもったいないよ」。
はっとしましたね〜。この友人の言葉を機に、泣くだけの日々を極力少なくし(努力しないと少なくならないんだけど)、とにかく「いますべきこと」をガシガシこなしていくうちに、見事3か月で失恋の痛手から脱出!
・とにかく泣く、寝る
これはかなり効果大。早めに大げさにやっておけばおくほど、立ち直りが早いような気がします。つまり感情を溜めず(泣く)、メソメソと考える時間を減らす(寝る)うちに、脳の回路が混戦しないようになるんじゃないかな。
ここをごまかすと脳のなかで「あれ、元気なはずなのになんだかマイナスの気持ちが高まっているぞ」など不具合がでてきて、ネガティブ気分をこじらせてしまうことになります。治りが遅くなるということですね。
焦らず「この悲しい気持ちには必ず終わりがくる」ということをひたすら信じることが、早い立ち直りにつながります。あ、そうそう、彼との思い出の場所には近づかないことも大事。とにかく「彼のことを思い出さない」という方法を積極的にとりましょう!
大丈夫。いまの悲しい気持ちは、ある日ふと消え去ります! そしてその先にはあなたを振った彼ではない、もっとすてきな人が待っていますから。
photo by Thinkstock/Getty Images