男女間に起こる問題と選択肢から、恋愛の偏差値をはかる『恋愛力チェック』。
前回は、好きな人に「振り向いてもらうための努力」は無意味!? 男性の脳の仕組みを紹介しました。
今回のテーマは、つい衝動的に出てしまいそうなネガティブワードをどう処理するかです。
Q.男性に愚痴をこぼしたい衝動に駆られるときがあるが、ぐっとこらえた方がいいの?
A:○○の愚痴ならアリ
B:例外なく愚痴は禁止!
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例外なく禁止です。仮に相手から「最近どう?」と振られても、返す一言が愚痴に繋がらないよう気をつけましょう。
「衝動に駆られる」ということは、相当溜まっているんだと思うんですよね。となると、何かの拍子にポロッと出た一言が、愚痴になって延々と続く可能性がありますから、そこはグッと抑えて。
なぜダメなのか? 男性は本質的に「ただ聞くだけ」が苦手。黙って愚痴を聞くことほど苦痛なものはなくて、それならアドバイスをしたいと思う生き物なんです。だから、愚痴をこぼすなら女性に、アドバイスを求めるなら男性にしたほうが賢明です。
ただし男性にアドバイスを求めたら、それは絶対聞かないといけません。男の沽券に関わるし、自信のない人ほど自分の意見を聞いてもらえないと惨めになって、女性への気持ちが落ちますから。とはいえ、その人の言うことを鵜呑みにして聞くのもリスクがある。
私だったら、それほどの覚悟やリスクを冒しても愚痴をこぼしたりアドバイスを求めたりしようとは思いませんね。では、もし質問されて、ネガティブな事実を回答する場合、どうするか。
たとえば「仕事どう?」と聞かれ、「残業が多いのに一切手当がでないブラック企業なの」という事実に感想を加える場合、「残業手当が出たらいいのにな」「今後会社がワークライフバランスを考えてくれたらいいのに」は願望だからOK! 「ぼろ雑巾のようにコキ使わせて、マジ最悪だよ。社畜扱いすんな!」は愚痴。
仮に、あなたが大好きな芸能人とデートできる抽選に当たって、デートができたとしましょう。
そのデートで「あの番組のギャラが安い」とか、「共演俳優とじつは仲が悪いんだ」とか愚痴をこぼされたら、デート前に抱いていた彼へのイメージと比べて、どう感じますか? 魅力が半減するという方がほとんどじゃないかしら。
答え B:例外なく愚痴は禁止!
photo by Thinkstock/Getty Images
(監修/荻原かおる)