私達が大人になると、人から褒められる機会が減ってくると思いませんか? もしかしたら、大人になるというのは「褒める側になる」ということなのかもしれませんね。
学生の頃は試験があって、自分の評価が成績のような数字で確認できることもあったでしょう。ところが、社会人になると目に見える形での評価が感じにくくなってきます。
そこで、評価を言葉で伝え、いい気分にしてくれる人の存在感が増してくるのです。褒め上手さんはモテるし、周りに人が集まる人気者になります。
ただし、ただ褒めればいいというわけではありません。褒め方にはちょっとしたコツがあります。それは、「相手が言われて喜べる褒め方をする」ことです。
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たとえば、シャイな彼に正面から「かっこいいですね」って褒めたとします。言われた彼は嬉しくはあるのですが、シャイですから反応に困ってしまいます。
そんなときは、「○○さんの靴って、いつも綺麗にお手入れしてますよね。毎日磨いているんですか?」とか、「今日もシャツとネクタイの組み合わせセンスが抜群ですよね。組み合わせのコツってあるんですか?」など、相手のこだわりポイントを見つけて間接的に褒めるようにしてみましょう。そんな褒め方ならば、相手も喜びやすいし、会話が弾みやすくなるでしょう。
相手のこだわりポイントを見つけるには、とにかく相手に興味をもつこと!! 「私がどう思われるかな?」ということ以上に、相手は「何が好きな人なのかな?」「どんなことを大切にしている人なのかな?」ということに興味を持ってみてくださいね。
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(恋愛セラピスト/大塚統子)