「美人○○」とつくキャッチコピーは、あらゆる誌面で目にしますよね。
商業的な場面でキャッチフレーズとして使われる言葉というのは、人の興味をかなりの確率で惹く言葉ということになります。確かに、「美人」と書かれていると、同性であっても、ちょっと見てみたくなるものです。
恋愛では、まず興味をもってもらうということが大事ですから、(というより、それがないと何もはじまりませんから)重要なキーワードと言えます。
では、どのくらい美人であれば、いいのでしょうか? その答えとなる心理学的調査の結果をご紹介します。
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女性の顔のサンプルを山ほど集め、あらゆる角度から分析し、コンピューターグラフィックを用いて、「平均的な顔」「平均的な顔より少し美人」「平均的な顔よりもかなり美人」という三段階の顔を作成し、好き嫌いのアンケートをとるという調査がアメリカで行われました。
その結果、平均的な顔よりは美人のほうが好まれたのですが、「かなり美人」よりも「少し美人」のほうが、より好まれることがわかりました。
実際にモテるのは、少し美人。リアルモテには、美人すぎないことも大事なようです。
photo by Thinkstock/Getty Images
(作家・心理カウンセラー/晴香葉子)