毎週金曜日22時すぎ、ひっそりと開店する、ここスナック「シュガー」。
人生勉強を兼ねて、「シュガー」で新人ホステスとしてアルバイトを始めた私、山根麻弥。不倫に二股三股、枕営業...欲望渦巻く酒場で見た、男と女のアレコレをみなさんにもお伝えしちゃいます!
【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】
☆シュガーでもこの時期は退職ラッシュ!
春は、夜のお店でも、女の子が辞めたり入店したりと変化が多い時期。「シュガー」でもここ1か月で退職した子が数名います。
めでたく寿退店した子、子育てに専念すると言って辞めた子...。そういう前向きな別れならいいんですが、なかにはクビになってしまった子も!
繁盛しているおかげで人手が不足してるのに、それでも「辞めてもらいたい」と言われてしまう、その理由はというと...。
☆ほかの女の子に負担をかけるワガママはNG!
「シュガー」は、個人の成績が問われるキャバクラとは違って、みんなで協力して売り上げを伸ばすスナック。あの手この手でボトルを入れてもらったり、ドリンクをいただいたりするものです。
ある席で「ワインが飲みた~い」とおねだりしたKちゃん。2本も開けたにも関わらず、「口に合わない!」と自分はまったく飲まずに放置! それを「空けないわけにはいかないから」と飲みきったのは、結局先輩格のNちゃんだったんです。
さらにKちゃんは、閉店後の「アフター」で、お目当ての男性が働くバーにお客さんや女の子たちを誘い、浮き浮き顔で「お疲れさま~」。頑張って飲んだNちゃんは声もかけられず...。
☆女の園の究極のタブーとは?
ワインを2本もひとりで空け、当然ベロンベロンになっていたNちゃんは「なんで私があの子の尻拭いしなきゃならないのよ~」と号泣。
オーナーも「シュガーでは飲まないのに、あのバーには客を連れて行っちゃうは泥酔するほど飲むはで、これじゃどこの店員かわからないね」と考え込み、出た結論が「クビ」だったんです。
ほかにも、何度注意されても「あのお客さんの席にはつきたくない」「あの女の子とは一緒に座りたくない」なんてワガママを繰り返した子もこのたび強制退職の運びに...。
女の子同士が力を合わせるスナックで、クビに直結する一番のタブーは「輪を乱す行為」なんですね!!
photo by Thinkstock/Getty Images
(新人ホステス/山根麻弥)