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支出を見直したいならコレ! 「お金の断食」で家計の適正範囲を知ろう☆

2012/12/10 21:01 投稿

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お金と上手に付き合うコツのひとつに、自分の適正範囲を知るということが挙げられます。家計の状況というのは、人によってまちまちです。 家計管理の方法を真似してみることで自分の家計状況が改善されることもありますが、それ以前に自分自身のお金の使い方を見直し、どこまでが必要な支出でどこからが不要・無駄・衝動的な支出なのか把握し改善していくことが、貯金体質になれる近道なんです★ そこで今回は、新刊『お坊さんマネーコーチが教える お金にとらわれない生き方』(サンクチュアリ出版)の著者である佐藤颯融(そうゆう)さんに教わった、よりよい家計のスタイルを見つけるために有効な方法をご紹介しちゃいます!

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■貯金と断食って、実は似ている! 断食とは文字の通り、食を一定期間経つという意味です。でもこれは、何も食べないということだけに意味があるというわけではなく、断食後の回復食も大きなポイントになるそうです。回復食から少しずつ通常の食事に戻していく過程が大切。断食後にすぐ普通に食事をしてしまうと体に大きな負担がかかってしまいます。せっかく断食で体が休まったのに、これでは意味がありません。回復食で少しずつ慣らしていくことでペースを取り戻していけるのです。 ■「お金の断食」をしよう! 断食の一連のサイクルは、お金にも通ずるものがある、と颯融さんは著書のなかで指摘しています。 「断食は『必要最低限の生活をし、それでも満足する』、つまり食欲という欲を克服するための修行です。これはお金に関しても同様で、断つまではいかないにせよ『自分の中の最低水準を数%下回るお金』で一定期間、たとえば1か月〜3か月生活してみると、改めてお金の持つ力や生活をするうえでのお金の位置付けがわかり、贅沢やムダ遣いを抑制する効果があります」 実はこの方法、私も実践したことがありかなり効果がありました! 会社員からフリーランスに転向した時にそうならざるを得なかったのですが、自分が思っていた最低生活水準よりかなり低い金額でも、毎日楽しく大きな不満もなく暮らせるということがはっきり分かりました。 支出をきりつめるだけではなく、たまには月の予算に上乗せすることを自分に許可してあげることが「お金の断食」を上手に行うためのポイント。お金を使わないことばかりに意識が行くとその反動で浪費してしまったり、貯金を取り崩してしまったりしかねません。 自分を高めて幸せにする、そのためにお金はあります。断食の回復食と同じく、少しずつお財布のヒモをゆるめてあげるタイミングを作ることで、家計の適正範囲や「自分へのご褒美」の許容範囲が見えてきます。そうすると、もっとお金に興味が持てるようになり、貯金を自然に増やして行けること間違いなし! ぜひ、試してみてね♪ photo by Thinkstock/Getty Images [『お金にとらわれない生き方』特設サイト] (女子生活マネージャー/鉢須祐子)

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