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未婚者も必見! 20代から考えておきたい妊娠・出産とお金のこと

2012/11/29 11:30 投稿

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「いつかは赤ちゃんを産みたい」「子どもはふたり以上欲しい」など、妊娠・出産を希望している女子にぜひ知っておいてほしいことがあります! これは個人差がありますが、20代後半から妊娠できる可能性が低下しはじめ、35歳を過ぎると卵子の老化などにより妊娠が難しくなるケースがぐんと増えるそう。最近は、50代の有名人が出産したというニュースなどもあり、年齢のハードルが下がってきているように感じがち。 でも、多くの女の人は「30代に入ると妊娠しずらくなる」のだということをしっかり認識する必要がありそうです。ちなみに、男の人の不妊年齢の目安は40歳。女の人だけでなく、男の人にとっても大事なテーマだと言えますね。

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昨今の晩婚化傾向により、初産を経験する年齢が上昇傾向にあります。医療は日々発達しているものの、最新技術をもってしても26〜27歳に対する不妊治療の成功率は20〜35%(片岡由起子医師が発表したデータより)。年齢を重ねるにつれ成功率は低下し、30代後半になるとグラフが急降下します。自然に妊娠しにくくなり、最先端医療でも成功率が低い。これが現状なのです。 また、不妊治療の場合、医療費がかなりかかります。不妊治療の初期検査・治療については加入している健康保険が適用されることが多いです。それでも、一般的な不妊症スクリーニングテストには2.6〜3万円ほど必要。 さらに、人工授精や体外受精などの自由診療を利用する場合、保険は適用されず全額負担となります。費用はクリニックによって異なりますが、10万円台から100万円台のものまでさまざま。複数、治療をしなければならないことも多く、トータルで見るとかなりまとまった支出となります。 共働きをしているご夫婦の場合、体のことを考えて奥様が退職しなければならなくなる、または労働時間を短縮しなければいけなくなる可能性も。ライフプランや世帯収入に大きな見直しが入ることも想定しながら、一般的な出産費用以外にもお金がかかる可能性を頭のどこかに入れておく必要があるかもしれません。 先日、朝日新聞社主催の妊活セミナーを取材した時、ダイアモンド★ユカイさんが次のように話していました。 「不妊治療できる時間が限られていたし、お金が結構かかる。治療の副作用も出てくる。2度、着床に失敗した時には、本当にショックだったし夫婦関係がギクシャクしてしまった。妊娠の可能性は残されているとはいえ、過酷な日々だった。どうか、悔いの残らないようにしてほしい」 「自分が、このような状況になったら......」というイメージはなかなかしにくいもの。出産願望はあるものの、結婚の見通しがまったく立っていない人からすると、とても遠い世界のように思えたり、強い焦りや不安になってしまったりすることでしょう。 共働き夫婦にとっては、「今は仕事を頑張りたいからもう少し先でもいいかな」という気持ちを少しずつ方向転換する必要があるかもしれません。人によってはかなり酷な事実ではありますが、ライフプランを立てるにあたり、20代のうちから目をそらさず向き合っていくべきテーマだと言えます。 photo by Thinkstock/Getty Images [ジョブラボ、妊活.net] (女子生活マネージャー/鉢須祐子)

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