なんだかあっという間に過ぎたように感じるけど、振り返ってみると、世界でも日本でもいろいろなことが起きていました。
今回は、そんな2017年のなかで、とくに印象に残っている記事ベスト5をご紹介します。
ピンクの猫耳目立ってた。反トランプの #WomensMarch1月20日(アメリカ時間)にトランプ大統領が誕生してから、世界の空気はいっきに変わりました。とくに感じたのは、女性やLGBT、移民といったマイノリティの立場にいる人たちの団結力。そのムーヴメントのひとつとなったのが「Woman's March」。反トランプの意志を表明するピンクの猫耳ハットをかぶった人が世界各国を練り歩きました。
オージーガールは半年でも転職する「楽しくないと思いながら働くのは嫌」自分のフィーリングを大切にするのがオージーガールたち。その姿勢は仕事に対しても例外ではなく、もっとやりがいのある仕事を見つけたり、自分の目指す方向性が変わったりしたら、たとえ働き始めて半年しか経っていなかったとしても、あっさりと会社を辞めることも。なかには30歳を過ぎてから学校に入りなおす人もいるみたい。自分に正直なオージーガールの生きかたはいつも元気をくれます。
「女性をひとりでも多く助けたい」ティーンの男子が開発した、乳がんをチェックできるブラ乳がんの兆候をチェックしてくれるブラが、なんとティーンの男子たちによって急ピッチで開発されています。スタッフのひとりであるジュリアン君は、「母親と同じように乳がんに苦しむ女性をひとりでも多く助けたい」との思いから会社を立ち上げたのだそう。ポジティヴを生み出す若い才能がどんどん存在感を示しています。
忙しい女性の朝支度。なにげない日常をのぞいてみた他人は知りえない働く女性の朝の風景。そんなちょっとののぞきたい気持ちを満たしてくれるのが、YouTuberのエミリーが配信している動画シリーズ「Get Ready With Me」。女性が朝起きてからメイクを完成させるまでの、リアルな流れを見ることができます。読書をしたり、キャンドルを焚いたり、三度寝したり...。リアルな女子の姿に共感する!
もう、ファッションのために痩せなくてもいいよ最近では、ランウェイに雑誌の表紙にと、プラスサイズのモデルを見かける機会が多くなりました。彼女たちが自身のボディについてどんどんポジティヴな発信をすることで、多くのアメリカ女性たちがプラスサイズであることに自信を持つきっかけになったのです。「もう、ファッションのために無理に痩せなくていい」そう思えたら気持ちがすっとラクになりました。
トランプ大統領就任をきっかけに、「多様性」について真剣に考えさせられた2017年。
これまでなんとなくでしか理解していなかったこと、目を背けていたことを突きつけられたような1年でした。
それぞれが受け止め、考えた。
じゃあ、次はどこへ向かっていくのか?
2018年の動向に注目していきたいと思います。
写真/Shutterstock
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