飲みすぎると、健康にも体重増加にも悪影響を及ぼしてしまうアルコール。
そんなアルコールの摂取量を一週間単位で管理してくれるアプリが、いま海外で話題となっています。
一週間のアルコール摂取量を分析してくれるアプリが新登場Amazon.co.jp(アマゾン)さん(@amazonjapan)がシェアした投稿 - 2017 11月 7 10:18午後 PST
Amazonによって開発された、AI(音声対話型人工知能)を利用した音声認識サービスである「Alexa(アレクサ)」。
Alexaと連携しているスピーカー型デバイスの「Amazon Echo」に話しかけるだけで、ネットショッピングやピザの注文ができたり、ニュースを音声で知らせてくれるなど、日常生活のさまざまなことに対応してくれます。
そんな、21世紀型の革新的なサービス & デバイスに、一週間のアルコール摂取量をトラッキングして分析してくれるアプリ「My Alcohol Tracker」が新たに追加されました。
もう悪酔いしなくなる? 飲みすぎを教えてくれるアルコールの摂取量が、乳がんや大腸がんをはじめとする7種類のがんの発症に影響を及ぼしてしまうというデータをもとに、「Cancer Research UK」の監修によって開発された「My Alcohol Tracker」。
摂取したアルコール量を音声で自己申告すると、その量をトラッキングしてデータを分析し、飲みすぎを予防してくれるというもの。
設定したアルコール摂取量を超えてしまっている場合は、どうすればコントロールできるのか、という方法までアドバイスしてくれます。
アルコールの量を上手くコントロールしていると、「その調子!」などモチベーションの上がるメッセージを投げかけてくれたりして、なんだか自分専用のパーソナルトレーナーがいるみたい。
アルコールのカロリー計算もできて、ダイエットにも役に立つ「白ワインをグラスで2杯」や「ビールをジョッキで1杯」といったように、アルコールの種類もくわしく報告することで、摂取カロリーまで計算してくれる「My Alcohol Track」。
「今週摂取したアルコール量は738カロリーで、ドーナッツ3個分にあたる」など、ドーナツに換算して教えてくれるのが具体的でわかりやすい。
アルコールのカロリーって、なかなか自分では把握しにくいけれど、こうやってドーナッツに例えてもらえると、イメージが湧きやすくて助かります。
健康面と合わせて、ダイエット事情も気になる女子には、とても役に立つサービスです。
スピーカーに向かって話しかけるだけで、アルコールの摂取量を把握してコントロールできるなんて、テクノロジーによってまたライフスタイルに大きな変化が訪れそう。
SF映画のなかだけの話だったAI技術は、確実に進歩しています。
[HELLOGIGGLES, Cancer Research UK, Alexa]
写真/Shutterstock
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