いまは東京と千葉の海の家を行き来しているのは前にも話したよね。
この生活は4年くらい? 経つのかな。
東京で仕事をして、週末は千葉の田舎でのんびり生活。このバランスがとても心地よくて、別の場所、ましてや海外なんて考えてもいなかったから、考えるきっかけになったよ。
いいバトンをありがとう!
といっても、さっと浮かばないのは今の生活が本当に心地いいってことかな。
引っ越ししたばかりだし、いまはこの家がいちばん好きで、ここでの生活を基盤に仕事をがんばりたい。
改めてどんな仕事をしていきたいのかが、やっと見えてきた普通の会社員だった私が、フリーランス新人の3年間でいままでにない新しい経験をして、改めてどんな仕事をしていきたいのかが、やっと見えてきた。
ひとつは、変わらずパーソナルスタイリストとして、一般のお客様にスタイリングの基礎をお伝えしたい。
もうひとつは元販売員兼店長として、アパレルに関わらず、接客業について伝える仕事をしたい。
わたし、やっぱり接客が大好きなんだよね。
だから、いま企業で接客業をしている人たちに、接客の素晴らしさ、販売員の素晴らしさを伝えたいと思ったの。
元店員スイッチが入って伝えたくなっちゃうここ数年、いろいろなショップに足を運んで感じていたのは、信頼できる販売員が少ないってこと。
作り手の思いだったり、素材の特徴だったり、自分では思いつかないようなスタイリングを提案してほしいのに、「サイズ違いあります」「色違いあります」の決まり文句ばかりを耳にする。
こちらからサイズ展開やカラー展開、素材やプライスを聞くと、「確認します」と言われて待たされた日には、元店員スイッチが入って伝えたくなっちゃう。
「そのくらい把握しておいて」って。
そしていちばん悲しい気持ちになるのは似合っていないのに「お似合いです」と、かんたんに言う姿を見たとき。
「買ってくれればそれが正解」と思ってしまっているのかも...と思うと、接客が大好きなだけに「目の前にいるお客さまのこと、もっと真剣に考えて!」って、思わず声にしてしまいそうになるときがあるよ。
接客業って、信頼と感動を売る仕事だと思っているの接客業って、最終的にはモノを売るのではなく、信頼と感動を売る仕事だと思っているの。
お客さまよりお客さまのことを考え、必要なモノ、必要ではないモノをきちんと提案をすることで、少しずつ信頼してもらえ、最終的には「あなたが言うなら、買うわ」と言ってもらえたら、販売員冥利に尽きるなと。
少なからず、わたしはそう思って接客をしていたから、販売員の自分に誇りを持っていた。
素晴らしい仕事につけてうれしいって。
いまでもそれは変わらず、お客さま以上にお客さまのこと考え、お客さまが感動してくれたら、それほどうれしいことはないんだ。
だからね、販売員って人に感動を与えられる本当に素敵な仕事なんだよ! って全力で伝えたいの。
「お色違いあります」だけを連呼してたら、もったいなさすぎるってね。
来年からは、この想いが形になるようにがんばる!
ひーちゃんは来年の目標はもう決まった? って、この質問もう2回目かな?
「#ふたりごと」も長くなってきたね。
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