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「すぐ彼氏できるよ」って言われて数年が経過。でも、結婚したい。

2017/07/24 18:00 投稿

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「なんで○○ちゃんに彼氏ができないのかわかんない!」

「本気になればすぐできるって」

もう何千回、何万回とこうした言葉を聞き、口にしてきたことでしょう。10代から20代にかけては、女がふたり集まれば恋愛話が始まります。

女友だちは「すぐ彼氏できるよ」と言う

誰かに恋人がいなければ、周囲の女友だちは口をそろえて「すぐ恋人ができるよ!」と言います。

それは本気でそう思ってる場合もあり、社交辞令の場合もあり、そうなってほしいなという願いの場合もあり、自分にもそう言ってほしいという打算の場合もあります。

ただ若ければ若いほど、気軽に女たちは「すぐ恋人ができるよ」「だってかわいいし」「だってうちら○○ちゃんのこと本当に好きだし」と褒め合います。

いまはできなくても未来があると、無邪気に信じられているからです。

「なんでできないんだろーね?」「いい子なのに」

やがて、そう言い合っていた仲間のうち何割かは、実際に恋人ができていきます。ただ、恋人がいないままの女性ももちろんいます。

「彼氏がまだできないんだよねー」という彼女たちに、まわりは「えーなんでだろうね?」「そのうちできるって」「忙しいからじゃない?」。

すでにまわりには経験者が増えてきているため、一緒に夢を語るというよりはアドバイスや戦略会議に近くなってきます。

「すぐ彼氏できるよ」って言われて数年が経過。でも、結婚したい。

彼女たちは、長年の友人たちの言葉を聞いて「そうだよね、いつかできるよね」と思ってはいるものの、一方では「すぐ彼氏ができるよ」と言われて数年が経過したけれど、さっぱり状況が動かないことに不安を覚えてもいます。

「友だちからは、出会いさえあればどうにかなるよって言われるんだけど」

「みんなが、○○ちゃんはいい子すぎるからってよく言うんだよね」

「おっとりしてるとはよく言われるけど...でもそのうち結婚するのだろうなって思ってたら30代になってた」

とくにアラサー、30歳を過ぎると不安と焦りは加速していきます。

いつのまにかまわりは結婚して、子どもを産んで、キャリアや資産運用、結婚生活、家事の分担、子育ての話をするようになっているので、みんなで集まってわいわい女子会をしたり、「恋人ができるよ」「結婚できるよ」と言われたりする機会が減っていきます。

そろそろ動かなければ...と出会いの場に繰り出してみるものの、女友だちが言うように「すぐに恋人ができる」状況とはほど遠く、疲れて出会いの場から去る人も少なくありません。

「なんでできないんだろう?」

「友だちからは、本当にいい子だよねって言われるのに」

「女友だちの言葉を信じたいけどもうわからない」

「男の人にとって魅力がないんじゃないか」

「モテ服を着なければだめなのだろうか」

などと迷走モードに入ることも。

じっくり付き合うといい子=初期印象がうすくアピール下手が多い

彼女たちの多くは、実際にとてもいい子が多いです。きちんとしていて、性格がよく、人を利用したり傷つけたりせず、自分の生活をきちんと実直にこなしています。

だからまわりの女友だちや既婚勢が「本当にいい子だよねー」と褒めるのは納得ですし、「すぐ恋人ができる」と思うのも本心です。

ただ、この言葉は「数年かけて彼女たちと付き合い、彼女たちの内面や魅力を知っている人間」だからこそ言えることです。

一方で、これから出会う恋人候補・結婚候補は、なにも彼女たちの内面や魅力を知らずに、彼女たちと出会います。

ファーストコンタクトに影響を与えるのは「見た目」と「印象」ですが、「恋人がすぐできるよ」と言われながらも数年が経過する女性たちは、良く言えば「控えめ」、悪く言えば「印象がうすい」傾向にあります。

なにかを聞かれても「いえ、とくに私は...」と自分の考えを言わなかったり、好みを聞かれても「なんでもいいです」と言ったり。

女友だちや彼女たちのことを知ってる人間からすれば「美徳」と見える控えめさなどが、出会いの場においては裏目に出るケースはけっこうあります。

これは出会いの場や婚活に限らず、転職の面接などでもまったく同じことが言えるのですが、彼女たちの多くは良くも悪くもガツガツしておらず、転職を経験したことがない場合が多いです。

つまり、安定した人間関係・コミュニティに所属し、新しく出会う人との機会が圧倒的に少なく、初期アピールをする訓練をしていない人ほど、「いい子なんだけどなんで彼氏いないんだろーね」の罠にはまりがち。

仲がよく何年も一緒にいて、自分のことをよく知っていて、認めてくれる人がいることはもちろん幸運だし、人徳のなせる業なのですが、いざ「自分のテリトリーの外」に出たときに思った以上のダメージを喰らいます。

「自分のことをよく知ってる人からはこう評価されるのに、恋愛市場ではさっぱりだ」と混乱したり、不安と焦りが募ってくると「彼女たちはそういうけど実際はできない」「適当に慰めてくれるだけなんじゃないか」と疑心暗鬼になりだして、良好な人間関係にヒビが入ってしまうことも。

戦略はふたつ。自分を知る人経由で紹介 or 自己アピールの訓練

「じっくり付き合うといい子なんだけど、初期のアピール下手」タイプの女性がうっかり出会いの機会がないと、このような闇落ちルートに落ちがちです。

彼女たちのようなタイプは「彼女たちの魅力をよく知る人経由の紹介」がおすすめ。

自分からごりごりアピールする経験があまりない彼女たちが、その技を習得するには学習コストと時間がかかります。まわりに頼れるものなら頼りたいところ。

しかし、これができるのはまわりに適切な紹介スキルを持つ人がいる場合に限ります。

まわりの力を頼れないのなら、訓練して「初期の印象」をよりよくするスキルを身につけるしかありません。学習コストと時間はかかりますが、「初期のアピール」についてアドバイスできる専門家は世のなかにたくさんいます。

最悪なのは「いつか彼氏ができるよ」「結婚できるよ」という言葉に夢をたくし、なにもしないまま待ち続けること。

この場合、あっという間に30歳、35歳、40歳と年齢を重ね「いい子なのにねえ」と言われたまま「結婚したいのに...まわりも大丈夫って言ってくれるのに...」と不安まみれになり、でも夢を捨てきれない...という不安ぐるぐるコースへ。

長く付き合っている人々の言葉はとても大事ですが、もし現実が停滞して動かず、かつ現状に変化を起こしたいなら、「いつもと違うこと」に挑戦してみることをおすすめします。

変化を起こすのは怖いかもしれませんが、もしダメでも「あなたはいい子だから大丈夫」と言ってくれる人がいるなら大丈夫だと思います。

撮影(トップ、2、3、5枚目)/田所瑞穂 撮影(4枚目)/出川光 文/ぱぷりこ

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