そのなかで、いま新たに注目を集めているのが、27歳のアメリカ人モデル、Rain Dove(レイン・ダヴ)です。
男とか女とかどうでもいい。「I am I(私は私よ)」Rain Doveさん(@raindovemodel)がシェアした投稿 - 2017 5月 30 11:25午前 PDT
一目見ただけでは、男性と間違えてしまいそうになるルックスのRainは、生物学的には女性。
自身を、「男でも女でもない、ファッションで人間を表現するアンドロジナス(男女両性)」と断言しています。
Rain Doveさん(@raindovemodel)がシェアした投稿 - 2017 6月 29 3:02午後 PDT
あるフォロワーから寄せられた「You are a female or a man?(あなたは女なの、男なの?)」という質問には「I am I(私は私よ)」と返答していたRain。
「I am I」って、とってもシンプルだけど力強い、素敵なフレーズです。自分自身をステレオタイプに振り分ける必要なんてないんだ、ということを教えてくれます。
社会にはまだまだ「男女差別・不平等」が当たり前のように存在するRain Doveさん(@raindovemodel)がシェアした投稿 - 2017 5月 11 8:27午前 PDT
Instagram上で、メンズとレディース、両方のファッションを鏡のように向き合わせて披露しているRain。
どちらの服を着ていても自分は自分なのに、着ている服装によって性別を判断され、ときには差別とも思えるような、まったく正反対の扱われかたをする。これってよく考えれば、おかしな話です。
Rain Doveさん(@raindovemodel)がシェアした投稿 - 2017 6月 13 10:37午前 PDT
たとえば、夜の街で男の格好をして歩いていると危険を感じないのに、肌を露出したミニワンピを着ていると、不安を感じてしまいます。
Rain Doveさん(@raindovemodel)がシェアした投稿 - 2017 5月 23 9:35午前 PDT
また、レディスファッションでコスメを買いに行くのはOKなのに、男性の服装になったとたん、まわりから変な視線を感じる...なんて、フェアじゃありません。
男と女、どちらの気持ちも理解できるRainは、ファッションを通じて男女間の差別・不平等さを鋭いメッセージとして伝えています。
「中性的」という言葉では言い表せない。人間力にあふれた写真たちRain Doveさん(@raindovemodel)がシェアした投稿 - 2017 6月 19 9:08午前 PDT
Rain Doveさん(@raindovemodel)がシェアした投稿 - 2016 3月 17 5:38午後 PDT
ニューヨークファッションウィークや「Calvin Klein(カルバン・クライン)」を始めとする数々のコレクションに登場しているRain。
どの写真も、「中性的」という言葉では言い表せない、Rainオリジナルの不思議な人間力にあふれているものばかりです。
まるで一冊の画集みたいに、思わず独自の世界観に引き込まれてしまいます。
Rain Doveさん(@raindovemodel)がシェアした投稿 - 2016 3月 11 7:50午前 PST
Rain Doveさん(@raindovemodel)がシェアした投稿 - 2016 2月 12 3:33午後 PST
まっすぐに、ありのままの自分をさらけ出すRainのInstagram。1万5千人のフォロワーに支持されているのも納得!
ファッションが、社会に対するメッセージを強く発揮する時代。どんな服を着ていても、ぶれない確固たる自分を持ち続けている姿は、文句なしに「Cool!」です。
写真/gettyimages
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