さまざまなカルチャーがひしめき合っているこの街には、ファッションにいわゆる「トレンド」というものが存在しません。
シドニーでは、ファッション雑誌のトレンドを追うのはダサいSarah Cate Macleodさん(@sarahcatemacleod)がシェアした投稿 - 2017 5月 11 3:49午後 PDT
日本における、いわゆる"お洒落"の定義といえば、トレンドをうまくコーディネートに取り入れているかどうか。
でも、シドニーでは、ファッション雑誌で特集されているトレンドを取り入れることは、逆に「ダサい」ことなのです。
会社の同僚・メリッサは、いつも品があって知的、でもキュートさを忘れない着こなしが大得意。
ブラックやグレーなどのシックな色で全体をまとめ、ポイントとしてハイブランドのカバンやスカーフをひとつだけ合わせるのが、彼女の定番スタイルです。あえてルーズなお団子ヘアで、絶妙に全体のバランスをとっています。
Dr. Martensさん(@drmartensofficial)がシェアした投稿 - 2017 5月 25 2:42午前 PDT
同じく同僚のカイリーは、ロックテイストな「DR.MARTENS(ドクターマーチン)」のブラックブーツを生かしたスタイルがお気に入り。
夏でもワンピースと合わせたり、デニムに合わせてシックに決めたりと、「カイリーと言えば、ドクターマーチンだよね!」とみんなが納得するくらい、もう彼女の一部になっています。
昔からの服を着まわすオージーガールThe Fifth Labelさん(@thefifthlabel)がシェアした投稿 - 2017 4月 27 6:30午後 PDT
そんな彼女たちに、「毎シーズンファッションにどれくらいお金を使っているの?」と聞いてみたところ、返ってきたのはなんとも意外な答えでした。
ふたりとも、必要なものをちょこっと買い足す程度で、昔から持っている服を着まわしているのだそう。
「自分になじんだ服を着ていると落ち着くの。いろいろなスタイルを試して、自分に合うスタイルがわかっているから、余分な物は買わないわ。
誰かが着ているのを見て素敵だなって思っても、それが自分に似合うとは限らないじゃない?」
ハイブランドや流行りのコーディネートに身を包んで、自分を誇示することにはまったく興味がないオージーガールズ。
彼女たちにとって、ファッションは等身大の自分自身そのものなのです。
写真/Visual Hunt
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