イギリスの女性写真家Laura Dodsworthが、100人の男性のアソコの写真をおさめた写真集『Manhood: The Bare Reality(男らしさ:ハダカの本音)』を発表しました。

ローラが撮影したのは、20歳から92歳までの男性。写真集のなかで、それぞれが自分の思う「男らしさ」について語っています。

100人いれば100通りのペニスが。みんなそれぞれ、ストーリーがある

小粒なもの、極端に長いもの、巨大なカメみたいなもの、ピチピチの若いものから年季の入ったものまで。100人いれば100通りのペニスが存在し、それぞれのペニスには独自のストーリーがあると語るローラ。

さまざまなサイズや形のペニスと周りのヘアを撮影するなかで、ローラがいちばん衝撃的だと感じたのは、ほぼすべての男性が「自分のアソコ=自分の価値そのもの」ととらえていたことなのだそう。

A lot more men feel a sense of shame or anxiety about their size, or an aspect of their performance, than I would have thought. What really moved me is how much that shame and inadequacy had bled into different parts of their life.

(想像以上に多くの男性が、ペニスのサイズやSEX中のパフォーマンスについて恥ずかしく思い、憂うつに感じているの。そしてそれがどれだけ人生に影響を与えているのかということに衝撃を受けたわ。)

成功しているビジネスマンも自分の小さなペニスには自信がない

ペニスが小さいせいで自分を卑下してしまっている裕福なビジネスマン、ペニス表面のできものを何か大きな性病じゃないかと思い悩み自殺まで考えたティーンエイジャー、小さなペニスを持つ男性を励ますために「The Big Small Penis Party」なるものを開催した、平均より4センチ短いペニスを持つ男性...。

紹介されているエピソードはどれも興味深く、ペニスは男性にとっていかに重要なものなのかを実感します。

男性はアソコの大きさが気になるもの...とは認識していたけれど、女子が考えている以上にその思いは深くシリアスなようです。

ステレオタイプなボディイメージにうんざりなのは男性だって同じ

きれいなお椀形のおっぱいと細いウエスト、しまりのいい形の整ったヴァギナ──。

映画や雑誌のなかの、いわゆるパーフェクトなセクシーボディのイメージを押しつけられて、ときにうんざりしてしまうけれど、そう感じているのは男性だって同じ。

「ペニスは大きくてガッチリしているほうが、男らしいじゃない? それから筋肉質でがっしりしてて、背は高くて...」そんなステレオタイプな男らしさに、男性だって悩んでいるのです。

最近はフェミニズムがフィーチャーされているけど、女子の体の多様性ばかりを主張するのはフェアじゃない。

男性の象徴であるペニスだって人それぞれ。サイズも形も、いろいろなものがあるからこそ、個性的でセクシーなのだと思います。

the bare reality

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