今回、スウェーデンの公式観光機関「Visit Sweden」は、国全体をAirbnbのリストに掲載することを発表しました。
つまり、スウェーデンの公有の土地は誰でも自由に立ち入ることができ、正式な予約なしに滞在先が見つけられるということ。
個人が所有する土地でない限りは、散歩やサイクリング、キャンプといったアクティビティを、どこでもすることができるのです。
スウェーデンにあふれる山や森、湖を思うぞんぶん味わえるなんて、ぜいたくすぎ!
大自然を前にしたら、日本での悩みとか仕事のこととかぜんぶ忘れて、頭をからっぽにできそうです。
当然、自然のなかで過ごすときには、「傷つけたり、壊したりしない」ことが大原則。これは、Airbnbで借りる家に対する接しかたと同じことです。
「自然はみんなのモノ」という自然亨受権Visit Swedenの米国カントリーマネージャ―であるJenny Kaiser氏は、
「こうした自由な楽しみかたができるのは、スウェーデンの憲法で『自然享受権』が保障されているためです。この権利があることで、スウェーデンではさまざまな自然体験を楽しみ、美しい自然を心ゆくまで満喫することができます。今回Airbnbと協力して、スウェーデンを訪れるすべての人を歓迎し、自然享受権を通じてスウェーデンの素晴らしい自然をみなさんに共有してもらうことができます」
と語っています。
「自然はみんなのモノ」という考えかたは素敵だし、もっと自然を大切にしたいという気持ちも高まりそう。
キャンペーンは2017年5月22日(スウェーデン時間)からスタートします。
この夏は、スウェーデンの新鮮な空気を思いっきり吸い込みに行きたい! ひとりでも、友だちとでも。
[Airbnb]
写真/Visual Hunt
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