私、この季節が大好き! 真夏も待ち遠しい。
「いま40歳で60歳までは夏を存分に楽しめるとしても、あと20回しかないんだ!」って、毎年カウントダウンしてる。そして、貴重な残り20回を、夏らしくめいっぱい楽しく過ごしたいと思ってる。
サーフィンは、ダサい自分を毎回見せつけてくれる先生みたいなもの初夏になると、まずサーフィンを再開する。ぜんぜん上達はしないんだけど、サーフィンをしているだけで楽しくて、色々なことがリセットされる。いつも波打ち際でひっくり返りながら楽しんでるよ。
大きな波に乗りたいとか、うまくなりたいとかは一切思っていなくてね。サーフィンは、私にとって、情けなく、ダサい自分を毎回見せつけてくれる先生みたいなもの。
「はい。調子に乗らない。あなた、ぜんぜん大したことないですからね」と教えてくれるんだ。荒療法でガツンとやられるから、私にはいい薬(笑)。
ビーチから見ると小さなさざ波なのに、サーフボードに横たわった状態で見ると、すごく大きな波に感じてあたふたするの。
「こ、こ、怖い!」って。
でも、ボードから降りて立ち上がってみると、溺れる方が難しいよね。ってくらい小さいさざ波(笑)。
「サーフボードに横たわってみないと完全にわからなかった恐怖の世界だ」って改めて、やってみることの大切さが実感できた。
言うならせめてバッターボックスに立ってからにしたほうがいいな、って思ったサーフィンを始めてから、やったこともないのに意見することって、じつは相当恥ずかしいことなんじゃないか、と思うようになって。
少し前に話題になっていたドラマ「タラレバ娘」でもそんなシーンあったけど、バッターボックスに立ったこともないのに、ベンチに座ったまま「変だ」とか「違う」とか「こうしたほうがいい」なんて、声を大にして言うのは違う気がする。言うならせめてバッターボックスに立ってからにしたほうがいいな、って。
自分がしてほしかったことは誰かにしてあげたいいまね、引っ越し真っ最中なの! 久しぶりの引っ越しで荷造りや荷ほどきの過酷さを存分に味わっているんだけど、これもいわば引っ越しのバッターボックスに立ってわかったこと。
もし、友だちが引っ越しするってなったら、全力で手伝ってあげたい気持ちになった。だってね、ひとりで山積みになった段ボールをひとつひとつ開けていく作業って慣れていない分、本当に辛い(笑)。
だから自分がしてほしかったことや、してもらってうれしかったことは誰かにしてあげたい。
そんなシンプルなやさしさをつなげていくことで周りが少しでも幸せな気持ちになってくれたら、自分のこともまた少し好きになれる気がするよ。
ところで、ひーちゃんってスポーツする人だっけ?
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