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スマホの中身はいまの自分。NY在住起業家の場合

2017/03/13 06:00 投稿

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スマートフォン。もう、それなくしては生きられないほど必須のガジェット。

その中身には、持ち主のリアルな生活がつまっています。

今回は、ニューヨーク在住者や出張者へのマッサージを中心としたホリスティック・ヘルスビジネスを展開する女性のスマホの中身をのぞいてみました。

NY在住起業家のスマホの中身

和田文香(わだ・あやか)さん
職業: Relatech International LLC 代表取締役
ニューヨーク在住歴:5年

日本女子大学を卒業後、単身渡米。

ニューヨークの大学でビジネスマネージメントを学び、今年1月にRelatech International LLCを起業した女性のスマホの中身は...。

――いちばん使うアプリは?

Facebookです。「CNN Japan」「Wall Street Journal」「NIKKEI STYLE」など、ニュースとテクノロジー関係のアカウントを15くらいフォローして、情報収集しています。

とくに「Tech Insider」は、動画が多くておもしろい。新しい技術で最近気になったのは、充電に使えるポータブルなソーラーパネルや、コーティングで泥水が跳ねても汚れない素材、ヘリと合体した自動車など。こういった情報から、ビジネスアイデアをもらっています。ファッション関連はフォローしていません。

友だちの近況はインスタで知ることが多いため、Facebookは主に情報収集に使っていますね。

Facebookで得た情報で最近おもしろかったのは、アメリカのとあるカフェの話。無愛想なお客さんが多いお店で、ていねいに注文したらコーヒーの価格がよりお得になる、という設定にしたら雰囲気も稼働も良くなった、という話にはインスピレーションをもらいました。

私のお客様は「お金はあるけど時間が無い」という方が多くて、割引券ではリピートには繋がりません。また、お客様は世界中で活躍される方が多いので、施術中の会話はとても興味深く、「また会いたい!」と思うお客様がたくさんいます。

なので、よいお客様には「素敵な時間をありがとうございました」と感謝の気持ちをメールでお送りし、リピートに繫がるように努めています。マナーが悪い方やクレイマーは、こちらからサービスをお断りしますね。お互いに気持ちよく、フェアなビジネスを目指しているんです。アメリカでは、顧客を査定する「Uber」のようなサービスがスタンダードになっていると思います。

ほかにも、Facebookでは「C CHANNEL」という動画サイトをフォローしています。料理や小物作りなど、生活情報を配信しているサイトです。じつは婚約者が小麦不耐症で、お弁当を作って持たせているのでレシピを参考にしています。

――ホームスクリーンはどんな画像にしている?

日本から連れてきた、ひとり暮らしをしていた頃から飼っている愛猫・りんちゃんです。6才のミックスで、私の癒しです。

――朝イチでチェックするアプリは?

毎朝、婚約者のお弁当を作るので、前日のうちにおかずのメニューを考えておいて、朝「クックパッド」を見て作ります。

あとは「Safari」でも料理をチェックしています。お弁当作りのために朝7時50分に起きるのは、家で仕事している私にとっては良い習慣です。私がお弁当作りをする分、彼は私のビジネスのウェブサイトを担当してくれています。

――寝る前にベッドでチェックするアプリはある?

直前までパソコンで仕事をしているので、ベッドでスマホはチェックしません。

――音楽を聴くアプリとよく聴いている曲を教えて。

「Music」です。でも、最近はダウンロードしていないかな。仕事で使うリラクゼーション音楽が入っています。

――天気や時計で登録している都市は?

訪れた場所が入っています。ニューヨーク、バルセロナ、東京、ミラノ、ロンドン、バンコク、ホノルル、それから彼の両親が住むオスロ。世界中にいる友だちとやりとりをするときに、時差をチェックしています。

――お気に入りのアプリを教えて。

iCare Health Monitor」です。血圧が図れるアプリ。マッサージの施述前後をデータ化し、体調管理として健康のログをつけられたら良いかも。

Slack」は、チャットのアプリでアメリカのスタンダードです。「Asana」はTo doリスト。会社内部のタスクをシェアしています。それから「CamScanner」。カメラで資料をスキャンできるアプリで、サインして返信しなくてはいけない資料が多いので、とても便利です。あとはカップルアプリである「Between」。彼との写真を整理しています。

それから、Google マップ。訪れた場所に星印をつけています。旅に出たら、観光地にいかず、美味しいご飯を食べて、ローカルなバーに出かけ、地元の人と同じように過ごすのが好きです。

最近のGoogle マップは、Wi-Fiがなくても現在地がわかりますが、以前は紙の地図を見て、目的地の方向を覚え、スマホの方位磁石で方角を調べながら歩き、最終的には地元の人に聞いたりしていました。地図を読むのが苦手です(笑)。

――スケジュール管理はどうやって?

Tiny Calendar」。一週間以上先のことを入力しています。あとは、彼と共有できるので家のカレンダーにメモしています。

マッサージの当日予約はメモしなくても頭に入っています。心配になれば、メールで確認できるので改めて入力しません。

――Facebookはどんな頻度でチェック?

起業してから在宅ワークが多く、家ではPCを使っているため、外出するときだけスマホに触ります。そのため、地下鉄に乗るときにFacebookはチェックしています。投稿はあまりしませんが、旅先をレポートしたり、仕事関係ではなくプライベートでおもしろかったものなどを載せています。

また、旅先でチェックインして、友だちに発信したりもしますよ。今後、ニューヨークを中心に海外進出を考えているし、新しいビジネスアイディアを得るためにも、 香港や、イギリス、バンコクを訪れました。

あとは、旅行としてサントリーニ島やバルセロナなど、年に5、6回旅に出ます。チェックインが合図になって、旅先で友人に会うことができるんです。日本にも年に3回くらい帰国しますが、ダイレクトメッセージを出さず「何月何日まで日本にいます」とFacebookに投稿しています。

――最近「Uber」でどこ行った?

じつは差別発言をするUberのファウンダーが好きじゃないので、使わないようにしてます。

カーサービスなら「Gett」がお気に入りです。仕事柄、移動が多いですが、Gettなら約9ドルでミッドタウンから家まで帰れます。夜11時過ぎの移動は、カーサービスを使っています。

――お気に入りの絵文字は何?

LINEなら、うさぎがガビーンと落ち込んでいるスタンプ。母からもらった「Mofy」のスタンプも好きでよく使います。

――最近気になるニュースは?

ちょっと前まではトランプ。でもそれに一喜一憂しても仕方ないし、所詮私はアメリカ人ではないですし。ある起業家が「イチローは誰が大統領だろうと3割6分1厘打つんだよ」という話をしていたのを聞いて、自分も状況に左右されずにやることをやろうと、彼のことは気にしなくなりました。

ちなみに今日気になったのは、アマゾンの買い忘れボタンのニュース。私はアマゾンのヘビーユーザーで洗剤、食品、家具などすべて頼んでいるので、これがあれば助かるかも。

アメリカでの起業は、プロセスは簡単だけれど、日本では信じられないアクシデントが付きもの。でも、それによって鍛えられた、という文香さん。

今後は30歳のときにビジネスの拠点が海外にあるといいな、とも語ってくれました。

お気に入りはイーストハーレムのアートなカフェ

アッパーイーストサイドの北側にあるイーストハーレム。

以前は危険なイメージがありましたが、最近は開発が進んで、洒落たお店が続々とオープンしています。このエリアに自宅兼オフィスを構える文香さんいわく、物価が安く住みやすいとか。

Dear Mama Coffeeさん(@dearmamanyc)がシェアした投稿 - 2017 3月 5 8:27午前 PST

以前住んでいたアパートからワンブロックの「Dear Mama Café」は、文香さんが毎日のように通っていた行きつけのお店。壁にはアートが飾られ、スタイリッシュです。

アッパーイーストやグラマシーなどにも住んでいたことがある、という彼女ですが、イーストハーレムがいちばん気に入っているのだそう。

カフェから歩いてすぐの場所にはお気入りのレストラン「Mountain Bird」も。日本人の夫婦がオーナーであるこのお店は、彼からプロポーズを受けた思い出のお店。文香さんのおすすめは、黒トリュフ風味のチキンウィング。

Yifan Yangさん(@yifanyyf)がシェアした投稿 - 2017 2月 19 11:38午前 PST

運転免許のない文香さんは、英語圏で車は不要という条件からニューヨークを選び、当初はメイクアップの勉強のために渡米したとのこと。

とはいえ、健康やセラピーに興味があるものの、アートに興味がなかった文香さんは、メイクは仕事に向かないと判断。日本の大学在学中にサーティフィケートを取得したマッサージやアロマ、指圧に方向転換し、ニューヨークでのビジネス展開を決意します。

「弁護士に起業の相談をしたところ、英語が話せない、貯金がない、投資家がいない、職歴がない、ということで、無理だと。その代わり、大学でビジネスマネージメントの学位をとることをすすめられました」

結局、起業するために4年かかったとのこと。

いま振りかえればビザの取得、英語の習得、コネクション作りに必要な準備期間だった、と文香さんは言います。

「専門家のアドバイスを聞くことが成功への近道ですね」

起業した今年は腰を落ち着けて仕事に集中したい、という彼女の言葉通り、ビジネスに特化したアプリが詰まった彼女のスマホ。

明確なビジョンを持って着々とそれに向かっていく、パワフルなビジネスウーマンらしさであふれています。

マッサージの問合せはこちらから。

[IN-ROOM CARE]

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