そんな彼女が、フェミニズムに関する本を、ニューヨークの街中に隠しています。
エマ・ワトソンがニューヨークの街中に本を隠したこれは、世界中で本と愛をシェアしよう! という呼びかけている「THE BOOK FAIRIES(本の妖精)」キャンペーンの一環。じつは、エマは2016年にも、ロンドンの地下鉄で何冊かの本をメッセージ付きで隠していました。
今回は、3月8日の国際女性デーを記念して、本を隠すことにしたのだそう。
活動の様子は、エマのInstagaramから見ることができます。
Emma Watsonさん(@emmawatson)がシェアした投稿 - 2017 3月 8 1:26午後 PST
女性の団結を表す赤を身につけて、街に繰り出すエマ。
今日は女性の賢明な言葉を広めるために、忍者の妖精になるよ!
とやる気満々です。
Emma Watsonさん(@emmawatson)がシェアした投稿 - 2017 3月 8 5:05午後 PST
まず本を隠したのは、奴隷解放家であり、女性解放家でもあったHarriet Tubman(ハリエット・タブマン)の像。
ハリエット像を微笑みながら見つめるエマ。尊敬の気持ちが伝わってきます。熱いキスも忘れません。
Emma Watsonさん(@emmawatson)がシェアした投稿 - 2017 3月 8 5:18午後 PST
次にやってきたのは、フランスの英雄、ジャンヌ・ダルク像の前。この像を作ったのは、アンナ・ハイアット・ハンティントンという女性なのだそう。
Emma Watsonさん(@emmawatson)がシェアした投稿 - 2017 3月 8 5:19午後 PST
続いては、20世紀初頭に活躍した、アメリカの小説家、芸術家であったGertrude Stein(ガートルード・スタイン)像。女性であり、しかも同性愛者のテーマにも取り組んでいたガートルードは、当時とても前衛的な存在だったはず。
ガートルードの腕のなかに何冊も本を置いていくエマ。まるでガートルードが本を抱え込んでいるみたい。そんなアイデアを思いついちゃうエマがかわいい!
Emma Watsonさん(@emmawatson)がシェアした投稿 - 2017 3月 8 5:25午後 PST
ルーズベルト大統領のファーストレディだったエレノア・ルーズベルト像の前にも本を置くエマ。この陣形...、なんだか魔法陣みたい。
遊び心を持ってフェミニズムを広めるいくら「女性の権利について考えましょう」なんて言われても、なんとなく押し付けられているような気がしてしまいます。
でも、たとえば街中でフェミニズムに関する本を見つけたら、どんな本なんだろう? と興味が湧いて、読んでみようって思えそう。
エマみたいな遊び心、大歓迎です。
写真/gettyimages 文/浦田昆
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