冬は、ファンデーションのノリの悪さや、笑ったあとにうっすら残るシワなど、メイクの悩みは一向に解決しませんでした。
約800人の女性が、乾燥による肌悩みを感じていた原因として考えられるのが、乾燥。
実際、「オレンジページくらし予報」が20才以上の女性790人を対象におこなった冬の肌とベースメイクについての調査でも、冬の肌悩み1位は「乾燥」なのだそう。
肌が乾燥して水分が奪われると、ファンデーションを肌に乗せたとき、伸びにくかったり、とどまりにくかったりします。また、夏の間はなんの問題もなかったパウダーファンデーションも、冬につけると時間の経過とともに粉をふく...なんてことも。
シワもできやすく、できたら跡になってしまうのも、乾燥のしわざ率が高いです。
乾燥ケアをしていても顔がテカるという声も乾燥による肌トラブルに悩んでいる、という女性たち。そのぶん、乾燥対策には余念がない様子。
「冬のスキンケアで、あなたはどんなことを重視していますか?」という質問には、81.4%の人が、「十分に保湿して、乾燥を防ぐ」と回答しています。
ところが、ここで新たな問題が...。
全体の約半分の人が、「冬に肌は乾燥しているのに、だんだん脂が浮いてくる経験をしたことがありますか?」との質問に「はい」と回答。
乾燥しているのにテカリが出てしまうことに、不安や悩みを感じているようです。
夏と冬とではメイク崩れの対策方法は違う乾燥しているのに脂が浮いてくるのは、乾燥で失われた肌の水分を、それ以上減らないようにするため、皮脂がより多く分泌するから。
この状態は、夏の汗によるメイク崩れとは、原因が異なるとのこと。そのため、ひと言に「メイク崩れ」といっても、夏と冬とではケアの方法が変わってくるのです。
乾燥で皮脂が浮き出てくることによる、冬のメイク崩れを防ぐには、保湿はもちろん、うるおい成分が配合された、伸びが良い下地やファンデーションを選ぶだけでも、ずいぶんとメイクのもちが変わります。
写真/Shutterstock
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