先日、初めてテレビに出たとき、ピースの綾部さんとご一緒したの。いつもテレビで拝見していて、おもしろいから大好きな芸人さんだったんだけど、収録をご一緒してみたら、おもしろだけいじゃなくて、天才なんだ! ってわかった。
テレビを通してだけだと「おもしろー!」で終わるんだけど、となりに立って、綾部さんの瞬時に発する言葉を聞いたら、頭の回転の速さが尋常じゃないって思った。私がつくったコーディネートを、見た瞬間にバシッとポイントを言い当てる。それもポンポンと。
私なんて、自分でコーディネートしているにも関わらず、モゴモゴしちゃったのに!
この経験で、物事をいろいろな角度から見るってことが本当に大切なんだ、って改めてわかった。そして、その立場にならないと気がつけないことがあることも。
あの日から、私はテレビに出ている芸人さんを全員尊敬するようになった。芸人さんのすごさの本質がわかったから。
情緒が不安定っていうか、もうガッタガタ(笑)ほかにも最近感じたのは、本って読み返す度に感じ方が変わるっていうこと。
いま、私は新しいことにチャレンジしている時期で、自分のキャパシティ以上に動いたり考えたりしてる。そして、どうにもならない不安と隣り合わせになることが多いの。
キャパシティって、私の場合、無理やりつめ込んで広げないと大きくならない。いまはその時期なんだ、って頭ではわかっていても、まだ心がついてこなくて。情緒が不安定っていうか、もうガッタガタ(笑)。情けないんだけど、しんどいときもたくさんある。
そんなとき、いつも読み返すのが 『覚悟の磨き方』という吉田松陰の言葉が書いてある本。本当にいつもいつも刺さる言葉がちがってね。「あぁ、私はいま、こんな状況なんだな」って、自分を俯瞰して見ることができるんだ。
これもまた、自分っていう人間をちがう角度から見て、頭で考えていることと、心が思っていることのちがいを知る感覚だよ。
人に嫌われてもいいっていう覚悟をもつ大日方久美子さん(@kumi511976)が投稿した写真 - 2016 11月 13 4:43午後 PST
そんな風にして、自分をちがう角度から見てわかったことがひとつある。それは、人に嫌われてもいいっていう覚悟をもつことだった。
Instagramを始めるとき、本を出すと決めたとき、その度に嫌われてもいいっていう覚悟をもって取り組んできた。でも、本当は、まだまだ足りなかったんだ。人に嫌われる覚悟が10あるとしたら、2くらいのレベルでしかとらえていなかったことがわかった。
だから、私、ガッタガタになってしまうんだよね。
「嫌われたくない。好きだ」と思っている人に対してはとくにそう。
でもその状況になったときこそ、自分を信じて磨き続けるしかないってこともわかった。そうやって強くならないといけないときがきた気がしてるよ。
いつかまた同じような状況になったとき、この経験が身になって、いちいちガッタガタしない自分でいたいな。
ひーちゃんは、自分が崩れそうになったとき、どうやって立て直してる?
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