ライトアップされた東京タワーを見ると、せつなくなったり、またがんばろう! と思えたり。
一方、同じ都会であるニューヨークの街は、まるで巨大なモンスター。
世界中から集まる人々の様々な想いを飲み込み、どんどん膨らみ増殖し続け、ひとたび夜が明けてしまえば不夜城のよう。
でもそのモンスターが、一瞬だけ静寂に包まれるのが夜明け前。
永遠に続くかのようなパーティが終焉を迎え、街が穏やかな空気に包まれます。
エンパイア・ステート・ビル展望台が早朝営業世界で最も有名なビルに挙げられるエンパイア・ステート・ビルでは、86階の展望台にて、2016年11月20日(日)までの期間限定で早朝営業を実施中です。
1日100枚のみ販売される早朝券は、日の出の約30分前から入場可能で、 料金は100ドル。チケットはエンパイア・ステート・ビルのウェブサイトからのみ購入できます。
この時期の日の出は午前7時前後。ちょっと頑張れば、貴重な瞬間に間に合います。
ニューヨークの目覚めにそして、夜明けを待ちながら聴く曲は、私なら「Empire State of Mind(エンパイア・ステート・オブ・マインド)」。
ジェイ・Zとアリシア・キーズが歌うこの街へのアンセムは、夢や野心など、たくさんのひとの様々な想いをはらんだニューヨークが目覚めていく高揚感をさらに盛り上げてくれるはず。
エンパイア・ステート・ビルはマンハッタン、ミッドタウン中心部に位置する102階建て、381メートル(アンテナを入れると443メートル)のニューヨークのランドマーク的存在です。
その360度見渡せる展望台から見る、摩天楼の向こうに白んできた空。
また、新たなスタートを切れるよ、と背中を押してくれているようです。
【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】