たとえば、パンツやスカートの裾。
一直線になっていることが当然だと思っていたけれど、「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」のコレクションを見て、そうじゃなくていいんだ、ということを確信しました。
裾コンシャスという選択2017年春夏のルイ・ヴィトンのクルーズコレクションで登場したのが、裾がアシンメトリーになったデザインのスカート。裾コンシャス、ということを強く打ち出しているように感じました。
Louis Vuitton Officialさん(@louisvuitton)が投稿した写真 - 2016 10月 17 3:49午前 PDT
ひざ上20センチ以上ありそうな右半分と、ひざ下15センチはありそうな左半分。大胆すぎるアシンメトリーです。
Louis Vuitton Officialさん(@louisvuitton)が投稿した写真 - 2016 10月 16 5:19午前 PDT
両端は同じ長さで、右側が少し空いているスカート。
Louis Vuitton Officialさん(@louisvuitton)が投稿した写真 - 2016 10月 17 9:19午前 PDT
歩いてみると、こんな感じ。右足は太ももがくっきり見えますが、左足はひざ丈スカートの装いに。
いまやトレンドは日々変わっていき、"お洒落"はカオスの時代に突入。スカートの裾だって、もう普通なんてないんだ、そう感じたルイ・ヴィトンのクルーズコレクション。
実態がない"普通"に風穴をあけてくれるデザイナーの心意気、ウエルカムです。そして、「普通は...」なんていう言葉が、今後はどんどん通用しなくなっていくはず。
コレクションの様子は、こちらの動画で見ることができます。
写真/gettyimages 文/ダーシー
【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】