きっと簡単には身に付かないよね。「貫禄がある人!」みたいに褒め言葉として使われることもあるけど、反対に「貫禄はたっぷりなのに...」って皮肉っぽい使い方もある。
結局、貫禄って見た目も内面もともなってやっと手に入るものなんじゃないかな、っていまは感じてる。
ダラダラはするけど、2日までって決めてるこの前、ニューヨークに行っていたときに、向こうで活躍するスタイリストのロバート・ヴェルディ氏と少しお茶したの。
そのときに話したのが「見た目」のこと。
私は、内面の一番外側が「外見」だと思っているから、内面を整えれば外見が変わるし、外見を整えれば内面も変わると信じてる。
たとえば、疲れていたり心に余裕がなかったりするときは、適当な服で家にこもってダラダラと過ごしちゃうんだけど、それを続けているとどんどん感覚が鈍って「疲れたおばさん」が鏡に映っているんだよね。
その姿を目の当たりにして、さらに落ち込んでまたダラダラ過ごす、っていうネガディブスパイラルに呆気なくハマっちゃうの。そういう自分って、本当怖い(笑)。そしてそこから抜け出すのに必要以上に時間がかかるから厄介としか言いようがないの。
だから、ダラダラするのは2日までと決めてる。それでも気分が変わらないときは、無理してでもお洒落して出かけることにしてるんだ。行き先は、スーパーだったりカフェだったりどこでもいいんだけどね。
生きるって自分と向き合うことの連続「面倒くさいな」と思ったときこそちゃんとする――。
そうすることで「疲れているのにがんばったじゃん」とか「今日のコーディネート、なんか新しくていいかも!」とか、少しだけど自分で自分を褒めるというか、認めてあげられるようになって、ネガティブからポジティブになれるんだよね。これが、私の外見から内面を整える方法。
そうやって自分の性格? 性質? に気がついて対処法を見つけて実践することが人生なんじゃないかと思うくらい、生きるって自分と向き合うことの連続。
自分の感情の対処法を持っていれば持っているほどラクになってくるから、自分が何を見てどう思う、何をしたらどう感じるのかを常に意識してる。
ネガティブなことを誰かやなにかのせいにして愚痴っているより、さっさと自分の感情がどこから湧いていて、どうしたら納得できるのかの答えを自分の中で探す方が早いって、少しわかってきた。笑える愚痴にできないときは特にね。
私、嫉妬してたんだぁ...ってわかったここ数年、本当にどうしても処理できない感情を持ち合わせていたんだけど、最近それがどこからくるのかわかったの。
嫉妬心だったよ。
やだねー。人を嫉妬するなんてね。
でも「でたぁ...。私、嫉妬してたんだぁ」ってわかったら、すごいラクになった。「仕方ない。それも私だ」と認めて、「この嫉妬心と付き合ってみよう」って。
答えがわかったから案外さらっとどうでもよくなった(笑)。
ちなみに私は、解決方法が見つからなくてどうしようもなくなったときは大好きなラーメンを好きなだけ食べる、と決めてます。
いつもは制限してるけど、そこを解放するととてつもなくしあわせな気持ちになるので、行きつけのラーメン屋は数件ある。「毎度!」って言われるレベル。え。
ひーちゃんは、どうやって嫉妬心と向き合ってる?
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