そんなテックフレンドリーな流れ、いまいろんな分野で加速中です。
ビヨンセがシリコンバレーのテクノロジースタートアップに投資したり、ツイードにロボットのマスクをつけたモデルを起用したCHANEL(シャネル)や、Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)のスマホケースが発表されたり。
すっぴんでオンライン会議に参加できるもちろん美容にもその流れはきていて、アメリカではコスメにまつわるサービスが多く生まれています。そして、日本で生まれたサービスが「TeleBeauty(テレビューティー)」。
オンライン会議で通信中の画面に表示される顔に、自動でメイクや顔色補正を行ってくれるアプリです。
すっぴんでいたとしても、テレビューティを通せば、まるでメイクをしたかのような顔で相手に映るというもの。資生堂が日本マイクロソフト協力のもと開発しました。
顔の表情が動いても、メイクがそのままなのが不思議!
左から、ナチュラル・トレンド・クール・フェミニンのメイクイメージ。
メイクのパターンは、ナチュラル、トレンド、クール、フェミニン、と4つのパターンから選ぶことができます。その日の気分で、なりたい自分に簡単になれるのはうれしい! Skypeで友だちや彼と話すときに試してみたくなりました。
時間にも場所にもとらわれない自由な働き方テレビューティが生まれた背景には、働き方の多様化があります。
インターネットが発達したいま、働く場所をオフィスに固定せず、場所にも時間にもとらわれない働き方をする人が徐々に増えてきました。とくに女性は、育児や介護などの事情で、自宅で仕事を行う人が増えてきています。
そんなとき、オンライン会議のためだけにメイクするのが面倒、という声や、プライベートな空間である自分の部屋の写り込みを避けたい、という声があったことから開発されたそう。
働き方の自由とメイクをする、しないの自由。そんな自由のために生まれたテレビューティ。現時点では、試験運用のみとのこと。
でも、テックフレンドリーが女子にとってうれしいことがたくさん起こるのは確実です。
※「Skype for Business」用 自動メークアプリ「TeleBeauty」の試験運用後の展開は、現時点では未定です。
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文/グリッティ編集部
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