歌手としてだけでなく、独自のアパレルラインを立ち上げるなどビジネスパーソンとしても成功しているビヨンセ。
今年9月には、セレブリティのなかで唯一『Fortune』の「世界でもっともパワフルな女性100人」に選ばれました。
そんな彼女が最近、シリコンバレーのテクノロジースタートアップに投資していたことが発覚しました。
アーティストのグッズ、アプリから購入可能にビヨンセが投資したのは「Sidestep」という会社。アーティストのTシャツやグッズをアプリから購入できるサービスを運営しています。
グッズって、コンサートとかイベント会場でも買えますが、売り場がごった返しててすぐ売り切れになったりするし、買える時間も限られています。
それがアプリから注文できれば、肝心のパフォーマンスを見逃すことなく、欲しいグッズを確実に買えるというわけ。
また、アーティストにとっても、CDやダウンロードでの音楽販売でなかなか稼げない昨今、グッズを売れる手段はありがたい存在です。
テック×セレブリティの波が来てる...と、ビヨンセが出資した会社も興味深いんですが、そもそもビヨンセがシリコンバレーの投資家になったこと自体、ひとつの大きな流れを感じます。
ビヨンセの夫・Jay Zは、2015年に音楽ストリーミングサービス「Tidal」を買収。自身やビヨンセはもちろん、リアーナやマドンナなど複数のアーティストを共同所有者として、Tidalを「アーティストが所有する初めてのサービス」にしています。
ほかにも、Twitterに早くから出資していたwill.i.amや、Instagramの競合アプリ「Mobli」に投資するレオナルド・ディカプリオなど、テック業界に深くコミットするセレブリティはどんどん増加中。
私がもし何億円も自由に使えたら、多分服とかバッグとか旅行で散財するばかりなんですが、セレブリティたちは世界を変えるビジネスにお金を使うんですね。
[TechCrunch, Fortune, ZDNet]
写真/gettyimages
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